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自律神経の正体


1 自律神経は老化する

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30代から疲れやすくなる機会が増えます。自律神経の老化が原因です。自律神経が老化すると若さを保てません。10代をピークに段々下がっていくと言われています。自律神経の老化の原因は、有害な活性酸素による酸化です。自律神経を構成する神経細胞(ニューロン)は一度傷つけられると二度と再生しません。自律神経に負担をかけない穏やかな生活を心がけましょう。


2 集中できるのは1日3時間

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会社員の多くは、1日10時間近く平気で働いています。これは自律神経のリミットを遥かに超えています。自律神経の老化を進める一因になります。仕事中は、常時緊張を強いられるアウェイなモード。自律神経のバランスが崩れがちです。


3 睡眠不足の正体は自律神経

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睡眠不足を放置すると借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼします。睡眠不足によって一番影響を受けるのは自律神経。自律神経がストレスを受けると、疲労因子FFと言われるタンパク質が出てきます。疲労因子FFを抑えるために、疲労回復因子FRの分泌が増えます。


4 疲れやすくなる原因も自律神経

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年とともに長い距離を歩くのを避けるようになります。これは持久力が低下したサイン。


5 交感神経と副交感神経

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交感神経は心臓を刺激して心拍を速め、副交感神経は心臓を抑制して心拍を遅くします。胃腸は、交感神経が消化吸収を抑え副交感神経が消化吸収を進めます。


6 交感神経は0.2秒、副交感神経は5分

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生存には交感神経の活躍が欠かせません。副交換神経は緊急事態が去って、安全が確保されてから心身を休息モードにする役割です。息を吐くときは副交感神経が優位になり、吸うときは交感神経が優位になります。


7 夏バテは自律神経の過労

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夏バテ解消の為に、スタミナ食を食べる人も多いでしょう。スタミナ料理も栄養たっぷりですが、夏バテ軽減には結びつきません。夏バテは栄養不足が原因ではなく、自律神経の過労によるものです。スタミナ料理はこってりしているので逆に自律神経の乱れを起こす恐れがあります。高温多湿な日本は、自律神経の作業量が増えます。夏の強烈な紫外線を浴びると体内で酸化が起こりやすくなります。夏は、エアコンを使いましょう。日傘やサングラスで紫外線を避ける工夫もしましょう。食事は鶏むね肉がおすすめです。


8 過度な運動は自律神経に悪い

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過度な運動は酸化を進め、自律神経に悪いです。でも運動しないと体力は衰える一方。有酸素運動なら軽いジョギング。汗がダラダラ流れ続けたり、息が切れたりするのは、キャパを超えた証拠。また、低頻度で行うより短時間を高頻度でするほうが自律神経に優しいです。

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