思考体力を鍛える
テクノロジーは苦手
テクノロジーは苦手です。(嫌いではない。)
どんな業界でも、新しい「モノ」や「コト」は日々、生まれており、キャッチするのが早い人もいれば、遅い人もいます。
キャッチするのが早いか遅いか、ということとは別に、使いこなすのが上手いか下手か、という区別もあります。
私は、早い方でも、上手い方でもありません。
それでも、コンピュータのプログラムや、その周辺に関わる仕事を長く続けています。
仕事が好きか?
と問われれば、「結構、好き。」です。
テクノロジーは苦手だけれども、使えないわけではないし、「なぜ、そうなるの?」とか「どういう意味?」とか、考えたり、調べたり、整理したり、誰かに伝えたり、といったことが好きなのだと思います。
自問自答が好き
落合陽一さんの、「働き方 5.0」を読みました。
若い方々むけに書かれたものですが、私なんかが読んでも、刺激を感じる内容でした。
特に気に入った個所を少し紹介します。
「好きなことを見つけよう!」
↓
自分探し、自己啓発
↓
袋小路
好きなことを見つけよう!好きなことをやろう!自分に何が向いているか!...そういったことを書かれた記事や本はたくさんあります。
その結果が...袋小路...という表現、とてもよくわかります。
それよりも、
「自分が解決したい小さな問題」
「なぜか気になって仕方ない問題」
は何か?
そういったものに目を向け、猛烈に頭を使って、自分で考える。
考えるには知識も必要だし、考え続け、自問自答を繰り返す強さも必要です。
そういった力を、
思考体力
と、表現されています。
そして、
「自分が解決したい小さな問題」
「なぜか気になって仕方ない問題」
こそが、実は、「好きなこと」なのではないか!!
読んでいて、若くない私でも、思考体力を鍛えていこうという気持ちになりました。
新しい「モノ」や「コト」に対して、「これは、こういうモノで、こう使えばいい!」と、表面的にわかった気になって、「モノ」や「コト」をタグ付けする程度に理解できれば、「価値や利益を享受するユーザー」に、なることはできる。
けれども、もっと楽しみたければ、新しい「モノ」や「コト」に対しても、意味を探く見つめ、自分の専門とする分野や仕事内容と重ねて考えてみるようにする。そのためには知識も必要だし、別ジャンルで自分より詳しい人との関りも必要になる。
そういうことを続けることが、自分自身で、自分の価値を認める強い信念につながる。
せっかくだから、もっと楽しみたい。よりよい日々を送りたい。
だったら、自分で考える。
価値や利益を享受するだけでなく、生み出す側に近づきたい。
そういう考え、行動の先に、よりよいものがある気がします。
刺激を受けて、何かやってみようという気持ちになれました。
「働き方 5.0」おススメです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ついでと言っては何ですが、私の書いたkindleもおススメしておきます。