2023年極私的ベスト(◎舞台芸術 ほか アート関連)
2023年極私的ベスト(◎舞台芸術 ほか アート関連)
今年、見られた舞台は41本。関西に越して来てから、なかなか見ることが出来ません。面白そうな公演が土日だけというのが多く、土日は学校に通っているので必然的に難しい。そして公演のチケット代が高くなって来ているというのももう一つの理由です!1万円超える公演はかなり気合を入れないと、という状況。今年、残念だったのは大阪の公演で「野田マップ」の「兎、走る」のチケットを確保していたのですがコロナ感染で行けなかったこと。
良かったのはようやく数年経って初めて「豊岡演劇祭」に行くことが出来たことです!豊岡の豊かな自然と江原河畔劇場の素敵なロケーションなどとてもいい経験をさせていただきました!来年も行きます!楽しみにしています。以下、今年見た舞台で印象に残ったものを列挙させていただきました。
大阪には福島に「聖天通劇場」や扇町に「扇町スクエアキューブ」などの新たな劇場も出来ました!京都・大阪・神戸・豊岡などにも広範にいろんな劇場などがあり、まだまだいくつもの劇場を訪問出来ていませんが、徐々に関西のエンタメ生活に順応していければと思います。なので、以下の印象に残った舞台も東京で見たものと大阪や豊岡・西宮などで見たものがごっちゃになっております。来年は出来れば週1回のペースで舞台を楽しみ年間50本くらいはと思っております。また以下の公演の詳細は演劇感想ブログの「haruharuy劇場」に記述していますので、そちらを検索してお楽しみいただければと思います。
1、「日本文学盛衰史」青年団 第96回公演 吉祥寺シアター
2、「桜姫東文章」木ノ下歌舞伎 あうるすぽっと 作:鶴屋南北、監修・補綴:木ノ下裕一、脚本・演出:岡田俊規
3、「磁界」オフィスコットーネプロデュース 小劇場B1 作・演出:中村ノブアキ プロデュース:綿貫凜
4、「ユキコ」東葛スポーツ シアター1010 稽古場1 構成・演出:金山寿甲
5、「日記」カリンカ OFF・OFFシアター 作・演出:石黒麻衣
6、「K2」第1回 滋企画 こまばアゴラ劇場 作=パトリック・メイヤーズ、翻訳=小田島雄志、演出=伊藤毅(青年団リンク やしゃご)
7、「綿子はもつれる」た組 シアターイースト 作・演出:加藤拓也
8、「糸井版 摂州合邦辻」木ノ下歌舞伎 KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ 糸井幸之介 木ノ下裕一
9、「風景」劇団 普通 三鷹市芸術文化センター星のホール 作・演出:石黒麻衣
10、「人魂を届けに」イキウメ ABCホール 作・演出:前川知大
11、「バナナの花は食べられる」範宙遊泳 芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター 作・演出:山本卓卓
12、「きのう下田のハーバーライトで」道産子男闘呼倶楽部 下北沢OFFOFFシアター 作・演出:蓬莱竜太
13、「眠くなっちゃった」ケムリ研究室no.3 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
14、「無駄な抵抗」イキウメ 世田谷パブリックシアター 作・演出:前川知大
15、「モモンバのくくり罠」iaku ABCホール 作・演出:横山拓也
以下 演劇以外のパフォーミングアーツと伝統芸能です!
特に桂二葉 独演会での「青菜」での二葉の「植木屋さん…。植木屋さん…。」と長屋の大工さんの向かって語りかけるとぼけた様子が忘れられないものとなっています。
「Syn:身体感覚の新たな地平」Rhizomatiks×ELEVENPLAY TOKYO NODE
「神田伯山 独演会」三鷹市公会堂 光のホール
「桂二葉 独演会」心斎橋パルコ14階 SPACE14
以上、2023年の極私的ベストでした。来年はどんな年になりますでしょうか?みなさまの興味のあったものも教えていただけると幸いです。
みなさまにおかれましては、本当に、良いお年をお迎えください。
山下治城