名古屋コミティア58に参加してきました
さて、冬コミに東京コミティアと、今冬の対面イベントはことごとく中止となったので、約2年ぶりの対面イベント参加となりました。
2021年4月11日。名古屋国際会議場に到着。
4月入るとCOVID変異株スプリングバーゲンが発生している可能性が高く、ここも開催危ういかなという予想を、申込時から既にTwitterでぼやいていました。
変異株の流行具合に関してはしっかり的中させましたが、さすがにリバウンドが直前すぎたため、運営も中止判断のブレーキを踏むには手遅れだったのでしょう。そのまま開催となりました。
会場も感染防止対策は採られていましたが、食事をする機会(つまりマスクを外す機会)がなければ大丈夫だろう&自宅から1時間ぐらいなので日帰り往復できるから……ということで、今回は昼飯ヌキの直行直帰参加とすることに。インゼリーも用意してたんですが、飲む機会を逸しましたw
イベントでアドレナリン全開だと昼飯抜きで時間が終わる、ということは個人的にはあることですが、まだイベント体力は健在といったところでしたね。
会話の縮小など消極的な対策をされるサークルさんが多いようでしたが、対面イベントの醍醐味は交流にあり。時代の壁が立ちはだかれども、譲ってはならぬものもある。それも同人作家の矜持ではございましょう。
当サークルは対人会話機会を減らさずを達成するため、攻撃型の布陣で挑戦しました。
重防御ディスプレイ設営完了。
以下、本サークル単位で行った感染防止対策をご紹介します。せひせひパクっていただきたい!
一、半分を作品受け渡し&会計スペースに、残る半分を会話用スペースに区分け。
→COVID前から、サークルスペース前での立ち話はやめよう的な呼びかけの広がりがあり、そういった時代の流れに対抗する処置として「だったらスペースの半分を、最初から立ち話専用のスペースにしておけばいいんじゃね?」と謹慎期間中に考えていましたので、それを感染対策仕様にしたというのが実際ですね。この区分けはCOVIDが落ち着いた後も継続の予定です。
一、会話用スペースは、高さを出してクリアパネルを設置し、会話時の安全性を向上。
→写真では見事なクリア感でわかりにくいですが、向かってポールの右半分はすべてクリアパネルがあります。
パネルはセリアに売っていました。便利になったもんです。ただ、高さがたりないので段ボールで嵩上げ。資材の物量が2年前の倍にw
一、頒布物は全作品クリアパック包装。
→包装時は空気清浄機をかけた部屋で、マスクして抗菌手袋着用で作業しています。クリアパックを拭き取り消毒していただければ、接触感染リスクは低減できるように配慮しています。
一、無料配布は廃止。
→後述しますが、紙のウイルス除去は一定の知識と道具がないと難しく、接触感染防止のため無配ペーパーやポスカは廃止しました。まあ無配もクリアパック梱包にすればいいのですが、コストが……w
タブレットマギウスのパンフは、会話用スペースで立ち見で閲覧可能にしました。
一、消毒ジェル(ポンプは抗菌コーティング加工)を設置し、手指消毒を行ってから見本誌を閲覧いただくようご案内。
→見本誌カバーも抗菌加工はしていますが、本の小口部分を現地で速効除菌できる方法がなかったので、来訪者の皆様にご協力いただきました。ありがとうございます。
本に無光触媒(不織布マスクにも施工。リン酸チタニア)加工をしようとしたんですが、あれも液体なので、紙を傷めずに施工するのは無理でした。ポータブルUV除菌機も考えましたが、明らかに見本誌の劣化が早まるのでボツに。
なお、用品や見本誌はイベント後、中濃度オゾン充填BOXならびに、光触媒衣類カバーに入れて放置で、付着ウイルス除去処置を施します。遅効性なら、紙もオゾンまたは市販の光触媒でウイルス除去は可能です。
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さて、頒布物紹介はまた後日別稿に譲るとして。
入場人数制限をかけていたので、会場の人出はさほど密くはなかったですね。ざっくりコミケの創作文芸島ぐらいの人通りだったのではないでしょうか。
よーするに少ないw まあ感染防止対策を優先する分には安心感はありましたね。
あの手もこの手もで開催に尽力いただいた運営の皆様、ありがとうございました。
正直、今回は状況が状況なので、スペースに参加して復帰の狼煙を上げるだけで御の字、頒布数0もあるかな~と考慮はしていたのですが、思った以上に足を止めていただいたり、作品をご購入いただきました。
手で作品を渡すあの感覚は、対面即売会でしか味わえない瞬間ですね。オンラインでは得られない、魂が揺さぶられるものがやはりありました。
同時に、会場にお越しになれなかった皆様も、RT等でご支援いただいたりしました。
とりわけ、行きたくてもCOVIDに阻まれて行けなかった勢の皆様も、ご熟考のうえご自重いただいたこと、感謝しております。
関心をお持ちいただいたすべての皆々様、すべてが参加者だと思います。本当にありがとうございました。
変異株スプリングバーゲンは続く気配ですが、暮れない昼もないが明けない夜もまたない、ということで引き続き臥薪嘗胆、次に向けて準備をしたいですね。
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