ともくんは、平成25年生まれ。障害名はついていません。いわゆるグレーゾーン。普通学級に1年通い、勉強も頑張りました。2年生からは、障害クラスに入り、お母さんもともくんものびのびたのしく生活できるように少しづつなってきました。いきものが好きで、カマキリを飼ったり、抜け殻を収集したり、遺跡を掘りに行くのが好き。いろんないきものにとても興味があり、調べるのも得意。おともだちからは、いきもの博士と呼ばれることも。
20231016 テーマ「引き続き死生観を探る」
親御さんから
写真記録
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前回を踏まえた検証と考察
現場から
今回はその日なにがあったのか、お疲れモード。スイッチが入るまでに時間がかかったが、その間、私に図鑑をみせてくれながら、間を持たせているともくんの人とのコミュニケーション力はすばらしい配慮。
彼にはコミュニケーション能力はあるのでは?どちらかと言えば、対応表現力なのではないか、もしくは言語表現力か。
わかる人にはわかり、わからない人にはわからない、、というような。
要観察。
しかし、この年齢でそれが身に付いているお子さんもいるのは確かだが、私個人的には、まだ必要ないのでは、と思ってしまったり。
花に向き合うとスイッチが入り、人の話が聞こえないくらいのすざまじい集中力を見せた。
今回は納骨の話をした。土にかえる話。
彼の中で、死は死ではなく、死んだものへの物体感もなく、好きで興味があって集めているコレクション的な感覚に思えてきた。
10月末にともくん会いにいくので、枯れたものだけで、人の手によって美しくなることを、実際に手で表現してあげたら美しいと思う情緒的なこころの未知の世界の感性が感覚的に入るのではないか。
次回考察
1 枯れた植物への興味関心を引き続き観察
2 新しい感性を入れてみる。会った際に、枯れたコレクションでいっしょに作品を創ってみたい。
3 表現力を中心に観察してみる。(言語表現・対応表現などなど)
―to be continued