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[パニック障害]ショッピングモールへ行けなくなった訳
・友人と一緒にショッピングモールへ
断捨離をはじめていたわたしは 心療内科を受診してパニック障害と判明してから1週間後、
不要となった衣類の回収ボックスがあるショッピングモールを訪れることに。
エレベーターに乗って、目的のショップに到着して 衣類をお渡しして 少し歩いている最中に異変が…
[足が動かない、そしてやってくる気が遠くなる感覚]
ものの10〜15分、歩いて行動しただけで “それ以上、歩くな!”と言わんばかりの なんとも言えない足の重たさを感じ、歩みがだんだん遅くなっていく。
そしてまもなく、視界がおぼろげになり めまいのような気が遠くなる感覚に襲われることに。
[自分への やり場のない感情があふれて]
そうこうしているうちに動けなくなり、ベンチで休憩することに…
〜 休職前は、バセドウ病という持病はあったものの 症状はここ数年 安定しており 働くことも遊ぶこともよっぽどの無理をしなければ 人並みにできていた。〜
“自分は一体どうしてしまったんだろう”
なぜ、“こんなことも”できなくなったんだろう
休憩している間にも
どんどんどんどん自分を責める言葉が
心に積もり、さらには涙もあふれてくる。
心も思考も顔も、ぐちゃぐちゃになってしまった。
パニック障害の経験がある友人は、わたしのぽつらぽつらと出てくる言葉を受けとめて、そっと寄り添いつづけてくれた。
[涙のクレープ]
少し落ち着いた頃合いに、友人がクレープを買ってきてくれた。
泣きながら食べるクレープは初めてだったから、記念に(どんな記念なん?)写真を撮っておいた。
やさしい甘さが、じんわ〜り 心にも沁みた。