遠いものを求めてしまう/ ドイツパン
先日素敵なモノが家に届いた。
雪でトラックが動かないから、お届け日が遅れます、と運送会社のドライバーから連絡が入って、ようやく届いたもの。
石川県から来たドイツパン
石川県能美市にある"ブロートルーフビオベッカライ (Brotruf Bio-Baeckerei)"さんのパン!!
雪の中、よく来たねぇ。
ふるさと納税でいただきました↓
本格的な見た目のドイツパンたち。
材料はこだわってすべて有機食材を使用。
お味は…おお、本物。
ここのパン、オススメです!本物の味をありがとう!
ライ麦はスーパーフード
ドイツパンはライ麦を使っている率が高く、ライ麦はパンの味に酸っぱさを生む。
なぜドイツパンにはライ麦を使っているの?いうことについては、
ドイツの土壌が肥沃ではなく、その肥沃ではない土地でよく育つ穀物だからだ。ライ麦は酸性土壌に強く、乾燥や寒冷な気候に耐える。
ライ麦にはグルテンがないため、膨らみにくい。
なので一般的な「ドイツパン」のイメージは、目が詰まっていて、ぎっしりとした固いパン。もちろん、ライ麦粉100%使うパンだけではなく、小麦を混ぜたりするパンもあるので、ドイツパンと言っても硬さは様々。
またライ麦は小麦に比べて栄養価が高い。
ライ麦と小麦100gで比較した場合、
まあ、とにかく、白い小麦粉に比べたらずっと栄養があるよ、ということ。
白米と玄米的な。
最近は夫がグルテン不耐症気味(実は私も)で、
栄養豊富なドイツパンを我が家では推奨中。
愛すべきドイツパンとの思い出
遠くにあるものに憧れを抱きがち
週末。
朝はパン。昼はイタリアン。夜はワインに合う食事。
どれも「伝統的な和食」ではない。
週末こそ非日常を、ということでもあろう、選べるのであれば、普段食べないものを食べてみたくなる性だ。
私がドイツにいたときは逆のことが起こった。
鍋食べたい!寿司食べたい!出し巻き卵食べたい!!
食欲と故郷欲(?)が爆発し、毎週のように寿司や和食、ラーメンを食べに行っていた日々。
日本にいた時より日本的な生活だったかもしれない。
逆の立場になると逆のものを欲する。
思い出とか憧れとかそういうものが私たちを支配してて、それを掴んだ瞬間、幸せを感じる。
英語の”long”には長いという意味のほかに、憧れ、という意味がある。
憧れの存在は、長く時間をかけて獲得するもの、というところから来たのかなぁ、なんて思った。
今はどこにいても、割といろんな『憧れ』が手に入る。少しばかり値は張るが、日々の楽しみとして、『憧れ』を手に入れて、過ごしていきたい。
まぁ近々『憧れ』を現実にしたいけど!