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二十四節気 七十二候【秋分】

二十四節気という言葉は馴染みがなくても、春分、秋分、夏至、冬至はきっとみなさんご存じでしょう。

特に秋分と春分は祝日に定められ、先祖供養をするお彼岸となっています。

お彼岸はお盆が終わってひと月後なので
「お盆終わったとこやのにもうお彼岸~?」
と実家のお寺では毎年こんな感じです。

お墓参りももう少し時期を分散して行ってあげた方が、ご先祖様も喜ぶんじゃ…

とか都合のいいことを考えちゃいますが、調べるとちゃんと意味がありました!





そもそも秋分、春分とは太陽が真東から上がって真西に沈む、昼夜がほぼ同じ時間になる期間を指します。

この西という方角がポイント💡

古来よりあの世(彼岸)は西にあると考えられていました。
…そんなん初耳やけど🙄

そして真ん中に三途の川が通っていて、対岸の東側がこの世(此岸)と考えられていました。

お彼岸の日、太陽の動きが真東から真西へ進むと言うことは、最短距離で川を超えれられる日いうことになるわけです。

つまり言い換えると春分、秋分はこの世とあの世が1年で最も近くなる日ということなんですね。

寺の娘なのにそんなことも知らずに、やれおはぎだ、やれシルバーウィークだと言っていた私…。

チコちゃんに怒られそうです。






秋分の頃の楽しみと言えば…個人的に雲、金木犀、コスモスが上位3位かな〜

秋は雲のバリエーションが豊富で、毎日見ていても飽きません♡⃛

レースみたいな雲、鱗雲、鰯雲、ひつじ雲、綿菓子みたいな雲、和紙みたいな雲…



金木犀といえば、中学のコーラスコンクールで歌ったん「風になれ」という曲を思い出します。

♪ 風に〜な〜れ〜 風に〜な〜れ〜
きんもくせい〜の〜 香り〜を〜運べ〜♪

ピアノの前奏がFinal Fantasyのプレリュードみたいで、この前奏の部分聞いただけでこの曲やりたい!て思ったなぁ。

爽やかで今でも大好きな曲です。



夜に聞きたいのはきのこ帝国の「金木犀の夜」かな。
だんだん仕事帰りの時間帯も薄暗くなってきて、帰り道に聴くとちょうどいい感じになる。

行き帰りの通勤時間、明るいか暗いかによって聴く音楽が季節でだいぶ変わりますね。
ちょうど秋分くらいの時期に分岐点があるような気がします。



季節の花って、大体目で見て楽しむけど、金木犀って絶対匂いが先ですよね。

あ、いい匂い…!金木犀発見!みたいな。
花自体はちっさくて全然主張してくる感じじゃないのもいいですね。
その感じが他の花と比べてなんか特別感あるのかなぁって思います。




皆さんの秋のお楽しみはなんでしょうか?

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