広告系(主にデジタル)で働く若手のキャリアについて~全ての朝倉光一達へ~
こんにちは。皆様。
はるのです。
普段JTCでマーケティングを担当しながら、
副業で個人事業主という形で主に地方のマーケティング支援をしています。
Twitterはほとんどネタ系とか恋バナとかのツイートが多いですが(笑)
たまにマーケティングや副業・転職活動についてもツイートするのでぜひ気になった方はフォローをお願いします。
いつもフォローして絡んでくださる皆様、ありがとうございます♪
最近広告系の若い方のフォロワーの方が増え、
そのような方からキャリアについて質問をDMで頂きました。
「デジタル系の広告」でキャリアスタートした私ですが、
今後どのようにキャリアステップを考えたらよいかという趣旨の質問です。
今日はその辺りに関して、
徒然なるままに私の周りを見た考えをまとめてみました。
広告系の若い方は参考にしてください。
その他業界の20代の方も参考になるかもしれません。
諸先輩の皆様は、「いやそれは違うんじゃねえか?」と思う事もあるかもしれませんが、暖かい目でぜひ見てやってください。
① 広告系の仕事をする若手たち
主に就活生の方への内容になりますが、
周りで働いている若い社員のぶっちゃけの志望動機を羅列していきますね。
(受かった人と落ちる人の私が感じた違いはまた今度noteにします)
▼周りから聞いたガチの志望動機
・金がもらえてモテそう
・クリエイティブな事をしてみたい
・華やかそう
・合コンとか多そうで楽しそう
・マーケティングや広告に興味があった。
・体育会・親などのコネ
・今後独立するためのステップとして
・テクノロジーの進歩が他の導入が他よりはやそう
・特にない/周りが受けたから。
・ビジネスモデルが分かりやすい
まぁこんなところが多かったです。
大多数は「クリエイティブなことがしたい」「それでお金もある程度欲しいし、モテたい」というのが就活生の実態だと思います。
私もそうでした。
ここでデジタルに強いサイ○ーやセ○テーニなどの会社が入る場合、
「テクノロジー」や「デジタルのリテラシー」に関する志望動機が
必要なケースもあるかと思います。
まぁこのような背景で広告代理店に入社し、
最初は右も左も分からないながらに猛烈に働く事になる。
広告代理店はあくまで代理店です。
広告を出稿したい企業がいる。
広告を出稿してほしいメディアがある。
その間で動き回りつつ、
企業側に良いユーザーとのコミュニケーション提案をするのが代理店の仕事である。
良くも悪くもメーカーの様にモノがあるわけではないです。
各人の知識とセンスと体力と人脈(社内外問わず)が武器になるケースが多いです。
若手にはどれもレベルが広告主と比較しても足りていないので、
結果的に多くの時間を費やすことになってしまう。
ただその時間が自分の一生を支えるスキルに変わり、自信になります。
そして自信がついてくる3年くらいのタイミングで、
「転職」「独立」などのカードも手札に入れ自分のキャリアを本格的に考えるようになります。
それが基本的な3年目までの若い世代の過ごし方かなと思います。
② 3年目以降の若手たち
3年以降の若手たちが、
ではどのようなキャリアを歩んでいるかについていですが、
あくまで私の周りの話だけですが下記にてまとめました。
一番上[青部分]を社会人何年目かについて記載し、
そのタイミングで[所属する業界・業種]や[ポジション]などについて記しました。
まあ突っ込みどころもあると思いますが、
私の周りなので悪しからず。
簡単に説明します。
まず一番上の「同じ広告代理店に10年目もいるパターン」ですが、
この方々は4~7年目の段階で「俺イケるかも」という確信を持つきっかけがあるパターンが多いです。それを基にプレイヤーを続ける/もしくはベンチャーであれば早くからマネージャーになります。
会社によっては、年収1,000万を超えてくるプレイヤーもいるはずです。
ただ業界にいつまでいるか/どんな働き方をするかは
常に頭に入れておいた方がいいかもしれません。あくまでハードワークが基本なので、若い時と同じ働き方ではなく、いつまでこの働き方ができるのかは重要な視点です。
次に、
外資を含めたメディア系のセールスで働く方です。いわゆるGAFAと呼ばれる会社で働くような方も多いと思います。デジタルでの知識や営業力は、メディア系のセールスで不可欠です。
外資の場合、魅力的な報酬で若い世代を採用するケースも多いです。
とはいえ、昨今の外資の人員整理をみているとやはりリスクと裏腹だと言えると思います。
その辺りの最悪のケースを想定しながら自身のキャリアアップは考えておいた方がいいかもしれません。GAFAで働けたから人生アガリみたいな考えだった人は、私の周りで結構人員整理で大変そうです。
次は、
ベンチャーのマーケティング責任者みたいな方も何人かいます。
私の友人は話してみるとかなり忙しそうですが楽しそうにしており、「心からマーケティングが好き」だった人たちが多い印象です。役員などステップアップできれば、一気に年収もあがりそうな予感です。
しかし、ベンチャーは何が起こるかわかりません。
上司が急に飛ぶ/実はかなり経営やばかったなんてことはざらにあります。仕事を楽しみつつ、客観的に会社を評価する視点は絶対持っておきましょう。いざとなったら即辞めるくらいの気持ちでいられない方はベンチャーに向かないと思っています。
続いて起業した方もいます。
たしかに起業は夢もあります。うまくいけばもはや億万長者です。
ベンチャーの責任者から起業するケースが多いような印象です。
ポイントが「業務委託系の仕事をどこまで受けるか」です。
起業して、自分のビジネスをせずに業務委託で仕事を取ってきてるだけの起業家もいます。それはレバレッジが厳しいので最終的にやりたいビジネスを明確にしてから起業したほうがいいと思われます。
次に5年目くらいからJTCでマーケティング担当になるやつがでます。
こちらは比較的ホワイトで安定している為、「もう若いころのように働けない」なんて考えている方にはいいかもしれません。
ただ薄給なケースも多いですし、JTCで出世の階段を中途で登るのは難しいケースもあります。空いた時間で副業するなどの工夫を意識しましょう。
この辺はTwitterの窓際界隈のエリートたちをフォローすれば大丈夫です。
そして、フリーランスとして業務委託系の仕事をメインに受けている人もいます。主に女性が多く、みんな優秀でした。仕事も丁寧なので、追加での発注が多く年収1000万超えている人も多いです。
彼ら彼女らから聞く悩みが「過去の財産だけで仕事をする」状態になるという事です。
新しいスキルをつけるレベルアップを意識しないと、若い世代や自分よりできる人に仕事を奪われるリスクが多いので、サラリーマンの時より勉強する時間を作っているとのことでした。
もちろん他にもいろいろなキャリアがあるのは当然です。
ですが、あくまで現在活躍している方は私の周りはこういう人が多かったです。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
③ 最後に
以上、「広告業界で働くひとのキャリア」についてまとめてみました。
孤独に日々頑張っている若い方の「未来の指針」に少しでもなればうれしいです☆
ところで、
皆さんは「左ききのエレン」という漫画を知っていますか?
高校の同級生である朝倉光一と山岸エレンの人生を軸に、広告業界とアートの世界それぞれの光と影を描いた漫画で非常に面白い作品です。
朝倉光一はアーティスト(画家)を目指しますが、
天才画家の山岸エレンを隣で見て自分には才能がないと挫折します。
そして、朝倉光一は広告クリエイター(クライアントの要望に合わせてポスター等のクリエイティブを作る仕事)となります。
その中で、広告業界の厳しさや、自分のやりたい事ができずに葛藤し成長する物語です。
私も、そんな朝倉光一と同じです。
エレンになれなかった男です。
もしかしたら読んでいる皆さんの中にも「自分はエレンじゃなかった」と気づいてる人もいると思います。
ただエレンになれなくても、人生は続きます。
モテる権利も、稼ぐ権利も、幸せになる権利も誰にだって平等です。
そんな若い全国の「朝倉光一」な皆様に届けばいいなと思っています。
一緒に頑張りましょ♪
この様な形で、
随時note更新するのでぜひフォローお願いします!(笑)
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はるの
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