才能とは集中力の質である
集中力の質が才能の正体です。天才は集中力の質が高い。
何かの分野でトップを目指すには勉強や練習といった努力が不可欠。その努力を要するにも”集中力”が必要です。
集中には以下の3タイプが存在し、その掛け算が”集中力の質”です。
1.集中の深さ
集中力の強度のことで、完全に意識を1つのタスクや活動に集中させることを指します。集中すると周囲の人に話しかけられても気づかないような人はこれに当てはまります。
2.集中の長さ
長さは継続力のことで、どれだけ長時間集中できるかを示します。長時間にわたって高い集中力を維持することは、生産性や成果に大きな影響を与えます。気づいたら数時間経っていたといったことが多いような人がこのタイプです。
3.集中の速さ
集中に入るまでの瞬発力のことで、タスクや情報に迅速に集中できる能力を指します。この能力によって、迅速な意思決定や反応が可能となります。一瞬でONとOFFを切り替え仕事モードになれるような人もこれです。
3つの掛け算が”集中力の質”
例えば、
浅く長く早い集中力の持ち主は、まあまあの集中力で長時間集中できるので要領良く複数のことを同時にこなす”マルチタスク”のタイプ。
深く長く遅い集中力の持ち主は、かなり深い集中で精度の高い仕事をすることができますが、一度集中が切れると改めて集中するのに時間がかかります。そのため”シングルタスク”のタイプ。
まとめ
自分はどのタイプなのか、どのタイプを目指したいのかを明確にして”集中力の質”を高めていきましょう。