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【体験談】カーペットのある暮らし

こんにちは!
DIY内装資材のECショップ、ハロハロの中の人・Kです。

皆さんは、賃貸でお住まいを探す時はこだわり条件がありますか?

SUUMOやHOME'Sでは、かゆいところに手が届く”こだわり条件”の検索もできて、物件を見るだけでも面白いですよね。


私は何年か前まで、福岡に引っ越して住んでいたのですが・・

その時の物件がすこし変わっていたので、そのお話をしたいと思います✨


福岡 PayPayドーム
このあたりはとても良い街です

いま思えば◯◯だった


時は20XX年・・・

社会人としては初めての引っ越しで、余計なストレスにならないように慎重に物件選びを行いました。

しかしその時は「転勤がある」ということも聞いていたので、残念ながら長く住む前提ではなく、短くても良いという割り切った条件で物件を決めました。

<その時に決めた物件の特徴>
・全体は9畳ぐらいのワンルームの間取りで、洋室部分は6畳
・建物はビジネス街の中にあり、10階以上で外観は普通
・ロビーに入るとキレイなラウンジがある
・扉にはカードキー認証
家具家電つきで、備え付けのテーブル、ベッドフレームがある
・玄関とトイレと浴室を除き、フロアの床はカーペット貼り
・キッチンはIHでオール電化


やや狭めのワンルームですが、初めから設備や備品が充実していて、1人暮らしの初心者にはやさしくて良いという印象でした。

むしろ家具や家電が揃い過ぎなくらいで、おかげで次の引っ越しの時に大金をはたくことになるのですが、それはまた別の話です😂

さて、ここまでの紹介でこの物件をどう思われますか?

🤔

🤔

🤔


実際の物件と違いますが、まさにこんなイメージです😉
眺めはこんなに良くないです


そうです!

この物件はもともとビジネスホテルでは・・?

そう思える極めつけのポイントは、床がフローリングではなく『全面カーペット貼り』というところです!!

正確には「タイルカーペット」市松貼りにしていました。

タイルカーペット(カーペットタイル)
一枚物の大きいサイズではなく、50cm角の正方形などの細かくタイル状にカットされたカーペットのことです。
1枚ずつ好きな場所に貼ることができ、部屋の壁に合わせてカットでき組み合わせやすいので人気の床材です。


同じデザインを縦横に交互に貼る”市松貼り”
東リ GA-400 シリーズ
GA4605R GA4505R GA4005 組み合わせ
まさにこんなイメージの床でした


床がカーペットというのはホテルオフィスでしか見たことなかったので、物珍しさに惹かれてその物件に決めました✨

カーペットのある暮らし


いよいよ新天地でカーペットの上での暮らしがはじまりました。

はじめは玄関で靴を脱ぎ、そのままカーペットの上を素足で歩くことに違和感がありました

ホテルの部屋でもスリッパを履くタイプなので罪悪感すらありました🤔

フローリングの家に長年住んできたので
素足でカーペットを歩くことに違和感が・・


しかし案外、住んでみると快適なことが多かったので紹介します。


1.足音が出ない
👣

繊維(毛)のクッション性があるので、足音が発生しません。

また、イスや棚を引きずっても音は出ないので、同じく上の階から騒音などはありません。

下の階に対しては防音材の役割となり、すこし気楽に過ごすことができました。

2.汚れが気にならない💧

私が住んだ賃貸の場合、濃い色目のカーペットだったので、汚れは全く気になりませんでした。
汚れているかどうかもわからないレベルです。

オフィスで貼られているタイルカーペットも、わざと濃い色目にして、汚れていてもバレにくくしているケースも多いです。


サンゲツ『NT700 カーペットタイル』
NT-70202 NT-70204 NT-70206 組み合わせ
よく見ると細長いタイルカーペットが貼られています
色んなカラーを組み合わせできるのが良いですね


一方で白やベージュなどの薄めの色のカーペットでは、汚れが目立ってしまいますが、その場合は汚れた数枚だけ剥がして洗剤で拭き取るなり、予備と交換するなり出来るというメンテナンス性の良さもあるので、その点も評価されています。


ただ実際はホコリなどが溜まっていくのは確実なので、コロコロや掃除機で掃除すると「うわぁ😖」となりますが、私の性格では案外見えないと気にならないものです。

3.衝撃を吸収する

タイルカーペットの床に物を落としたり、手が滑って食器を落としても、鈍い音がするだけで無事のことが多いです。

重たい荷物を「ボンッ」と思わず投げるように置いてしまっても無事です。


これがフローリングになると剥げた傷がずっと残ってしまい、傷跡を見るたびに後悔することになりますが、タイルカーペットではそれはありません。

重いものを置いていると跡がつくことはありますが、手で毛の流れを戻せるのもタイルカーペットならではの特徴です。


タイルカーペットという選択肢


私の実体験に基づく記事でしたが、いかがでしたでしょうか🙂

もちろんカーペットは夏に蒸れやすかったりするデメリットもあり、良いところ尽くしではないのですが、いまや住宅の床の選択肢はフローリングだけではありません。

私も驚きましたが、家庭用のタイルカーペットとして接着剤いらずの置くだけで敷ける、ペット対応で消臭性・防汚性に優れて洗えるような商品も出ています。

東リ 家庭用タイルカーペット『ファブリックフロア』
裏面が吸着するタイプで接着剤はいりません
洗える商品です

お子さんがいらっしゃるお部屋、ペットのいるお部屋には、床材のタイルカーペットの選択肢もあることを認識してもらえたら嬉しいです✨

タイルカーペットのフロアの生活も侮れません!

あとがき

私の回顧録となります!
福岡で決めた部屋の住心地は良かったのですが、もっと住宅街の方で地域の方々と同じような生活感で過ごしたかったなと後悔しています😂

私は職場の近くや繁華街の中心で、いかに快適な生活拠点を作れるかに固執していましたが、それは正直どこでも出来ることだと後になって思いました。
せっかく知らない土地に来たのなら、地元の方の文化や暮らしに触れて生活する方が、自分の生き方にはプラスだったような気がします。
当時は必死でそんなことに気付けませんでした💦
同じ境遇の方は、そういう後悔が残らないように堪能してください



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