【絵本や音楽の具体的な活用法①】絵本で心を育てる6つの方法
絵本を活用して子どもの心を育てる
6つの方法をご紹介します。
絵本で心を育てる6つの方法
1.読み聞かせを通じた共感の体験
・絵本の内容とリンクする感情を共有する
絵本には喜び、悲しみ、驚きなどの感情が描かれています。
親や保育者がその感情を声や表情で伝えることで、
子どもたちは感情の認識や共感を学びます。
例えば
絵本「にじいろめがね」などは、
仲直りや人間関係の大切さを
子どもが共感しやすい形で伝えています。
2. 音楽と組み合わせる
・絵本に関連する歌やリズムを加える
絵本の世界観を広げるため、
歌を活用するのは非常に効果的です。
音楽は心に直接働きかける力があり、
絵本のストーリーと音楽が一体化すると、
より深く心に響きます。
例えば
いのうえちはるの音楽えほんには
全てテーマソングがあって
動画をご視聴いただけるQRコードを掲載しています。
音楽えほん
Kindle音楽えほんはこちら
3. 話し合いの場を作る
・絵本の内容について子どもと話す
ストーリーを読んだ後、
「このキャラクターはどう感じたと思う?」など質問をして、
子どもたちが考えやすい環境を作ります。
絵本に込められたメッセージを感じ、
自分自身の体験と関連付けることで、
内面的な成長が期待できます。
4. 身体を使った体験型アプローチ
・表現遊びを通じて感覚を深める
絵本の登場人物や場面を真似して動きや演技を取り入れると、
子どもは物語をより深く理解できます。
例えば
ダンスや簡単な演技でキャラクターを再現するのは
心と身体を同時に動かす素晴らしい方法です。
保育園の劇あそびなどで
いのうえちはるの絵本を題材にしていただいている体験談を
こちらのブログでご紹介しています。
5. ポジティブな自己イメージを育てる
・「あなたもこれができるよ」という自己肯定感を提供する
絵本の主人公が困難に直面し、
それを乗り越える姿を描くことで、
子どもたちに「挑戦することは素晴らしい」
というメッセージを伝えます。
こうした自己肯定感を育むテーマに焦点を当てて
制作しているいのうえちはる絵本と音楽もご活用ください。
6. 安心感のある環境を作る
・親や保育者との心のつながり
読み聞かせは子どもに安心感を与えます。
絵本を読むことで「大切にされている」と感じ、
信頼関係が強まり、それが心の基盤を作ります。
まとめ
絵本を通じた心の教育は、
単なる読書に留まらず、
音楽や身体の動きを加えた多感覚的なアプローチが鍵です。
自己肯定感や感情教育をテーマにした
コンテンツを活用することで、
子どもたちの心は自然に豊かになっていきます。
これらのポイントを実践し、
楽しい時間を共有しながら
子どもの心を育ててくださいね!
子育て経験や心理学の学びをもとに2011年から制作を始めた
いのうえちはるの絵本や保育ソングは、
自己肯定感や心の温かさを育む目的で作った教材です。
ぜひ、保育・教育にご活用ください。
「イートンともりのどうぶつたち」
いのうえちはるの音楽えほん
保育ソングCD
絵本と音楽のワークショップ