読む読書感想文の教室
夏の思い出、読書感想文。我が長女の学校では宿題のひとつではあるものの選択性をとっていて、どの子も等しく提出せねばならないものではありません。
もう今は、どの学校でもそんな感じなのかな。
皆さんどうですか。作文好きですか?それともちょっと苦手かな?
読書感想文を書くってことにはいくつかの疲れる要素があるんですよね。
まず第一に、文字を書くってこと。そもそも結構な労力です。単純に、疲れる。
私たち大人も振り返ると日常で、文字通り、鉛筆と紙を使って「書く」ってこと、どれだけしてるでしょうか。手紙一通書いてみて。けっこう肩も凝るし目も痛くなるよ。
第二に、本を読むってこと。自ら読もうとしないと、読めないのが、本なのです。
ぼーっとしてたらずっと同じ行眺めることになる。目を動かし字を追ってかつ、字のみから描かれるその情景を思い浮かべ想像する力も求められる。(余談だけれど、文字から想像する世界観というのは個人によってさまざまだからこそ、多様な解釈が生まれうる。そこが読書のおもしろさだったりはするんだよね。)
みてるだけで情報がガンガン入ってくるテレビや動画との違いはここ。体力を使う、それが、読書感想文。まずその前提をお忘れなく。
だからね、それでも、それに取り組もうとしているのならぜひそれだけでほめられるべきなのだ。まずそこをスタート地点としましょう。
さぁ、今から心と体を充分に使って私は感想文書くんだよ!そう決めたあなたはすげぇやつです。
この夏、もし身近に読書感想文に取り組んでいる子がいたらそういう、「勇者を見る目」でみてあげてください。そして、そのことを伝えてください。
かつ、時間があれば、興味を持って、書くと決めた理由や、書こうと思ってる本のことをいろいろと聞いてあげてください。
ってわけで。今日から数回に分けて、「ながた的」読書感想文に楽しく取り組むステップをお伝えしたいと思います。