人生の舵をとるもの~UNIVERSE
他人が自分のことをどう思っているかを考えたところで意味はない。
理由はふたつある。
まず第一にそれは自分を形作るものではない。
本人が気づいているかいないかはともかく、人にはそれぞれ深い衝動があると思う。
それが無くなったら自分ではない、という深い部分で譲れない何かを持っている。
それが真にその人を形成しているものだと思う。
なにかを気にしてその大切なものに背く人生は不満が生まれる。
だから人は試行錯誤の後自分の歩むべき道へと戻ってくる。
もし最短距離を望むなら、無駄なエネルギーを割かないことだ。
つまり、聴くべきは自分の魂の衝動がどこにあるかであって、他人の心象ではない。
第二に、時間を含めてすべてのものは流動的だからだ。
時間は直線的なものではなく、空間もわたしたちが認識しうる次元以上のものが重なるように存在している。
ある出来事と出来事は、わたしたちが認識しうる「原因と結果」という形ではない結びつきで存在していたり、または何の因果もなかったりする。
蝶の羽ばたきは時間と空間の尺度を使って拡がっていくものではなく、時空を超えて一瞬で地球の裏側に伝わるものだ。
多次元的な視点ではすべては流動的。
あるのは、
自分自身が「どうあるか」ということだけ。
そのとき、その場所でどんな表現を持ちたいか、どう振舞いたいかということだけ。
そこに「過去との連続性」は求めなくていいのだ。
信じたいものを信じ、自分の内側の価値から溢れるように自らの輝きを放出するだけ。その時の自分の最高の表現をして、自身がアートになる。
最初から唯一無二の存在が自分自身に目覚めて、何の抑圧もなく自然とそのひかりを溢れださせる。
比べようもないアート。
それが
あなたというひかり。
わたしというひかり。
みんなという、創造の海。
UNI-BIRTH(ユニバース)