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fanfun
2020年8月18日 10:50
散々な文なので散文というのかとふと思ったけれど、それでは散文に失礼だともぼんやり思い返しながら書いている。 父が亡くなり母も続けて亡くなって、まあまあの年月が経った。 今日、頭が混乱してしまい、はっと我に返ったときのことを書く。不安と、悲しさとで困っている。こんなとき私は困ったことを書き出す。すると少しだけれど気持ちの整理がつくので、書き散らしてしまおう。お目汚しです。 私は起きてい
2020年7月30日 05:55
少し前まで、台所に立つ全ての作業と亡母が結びついてしまい、野菜を切れば母が切った形と重なり視界がぼやけ、味噌汁を作ると同じ味に手が止まってしまう日々だった。皿を必要以上にそっと置く癖、冬の味噌に柚子の切れ端を入れておくこと、ぜんぶぜんぶ母を思い出して必要以上に泣いていた。 母が亡くなり、私たちきょうだいは「お母さんのぬか漬けが食べたいなあ」と誰ともなく言った。 ぬか漬けは夏の味。かつ