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播磨陰陽師の独り言・第百七十六話「北海道にしかない食べ物」
北海道にしかないと言うのを知らなかったチープな食べ物のひとつに、〈大甞飴〉と呼ばれるお菓子があります。
このお菓子は、北海道でしか売られておらず、しかも冬限定のお菓子です。子供の頃によく食べました。あの頃は普通に買えたので、どこでも売っていると思い込んでいました。大正4年から売られているので昔からあるお菓子です。冬に限定されるのは溶けやすいからでしょうか? 噛まずに舐めながら食べます。
飴の
播磨陰陽師の独り言・第百七十四話「寒いですねぇ」
先日、北海道でマイナス17度の寒さを記録したそうです。
毎日、寒いですねぇ。
私の田舎・十勝平野では、他でも言うかも知れませんが、この物凄い寒さのことを〈しばれる〉と言います。
祖母によると、
「凍った荒縄で、濡れた手足を縛られるような寒さのことを、寒さにしばられると言っていたものが、やがて省略されて、しばれるになって行った」
そうです。
北海道でも十勝平野は特に寒いので、子供の頃、マ
播磨陰陽師の独り言・第百七十二話「さとり世代」
世の中は〈ゆとり世代〉を超え、〈さとり世代〉と言われて久しく時が経ちます。
しかし、あまり〈さとり世代〉の人を目撃することはありませんでした。
それが大阪の病院でのことです。回診に来た先生が必要な機材のことを看護師さんに尋ねると、
「ありません」
と言ったのです。
すると少し上の看護師さんが、
「自分が作るんやでぇ」
「えっ、あたしがですか?」
と言った瞬間、先生が、
「ゆとりか?」
播磨陰陽師の独り言・第百六十六話「病院の怪」
学校とか病院とかに怪談はつきものなのか、前に入院していた病院にも怪談話がついていました。別に看護師さんたちに聞いてまわった訳ではありませんが、昔からこの病院の噂話は聞いていました。
ふと、夜中に、リアルタイムに体験したことを報告してくれる看護師さんもいました。
たいがいは報告してくれた後、
「どうしたら良いでしょう?」
と聞かれます。その都度、適切な対応を伝えています。
さて、この病院
播磨陰陽師の独り言・第百六十五話「マーケティングしない世界」
ゲームの開発の仕事はマーケティングと言うものを行いません。マーケティングにはいくつかの種類がありますが、ここで言うマーケティングとは、今の流行を調べて商品を作ることです。
ゲームの開発は何が世間で流行しているかなど無関係な世界です。流行に乗るのが商品開発では必要な要素と言われています。しかし、ゲーム開発をしていた頃、社長に、
「今は、こう言うゲームが流行していますので、次は、こんな感じのゲーム
播磨陰陽師の独り言・第百六十三話「ハワイの思い出」
かなり海外へ旅行していますが、仕事以外で海外へ行ったのはハワイくらいじゃないかなぁ。もう十年以上も前のことですが、妻の兄の結婚式でハワイへ行きました。ハワイへ行ったのは後にも先にもその一度だけ。また、仕事以外で外国へ行ったのもその時だけでした。
海外へはかなり行っています。
ヨーロッパは、フランス、ドイツ、オーストラリア、スイスなどへ。アメリカはシリコンバレーを中心にウンザリするほど行ってい