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《絵本レビュー》チキンスープ・ライスいり

こんばんわ。

どんどん、日が短くなってきてますね?^ ^

食欲が増してきているのは、美味しい食べ物の季節に突入するからでしょうか(笑)

お月見も待ち遠しいですしね♡
秋は、活発になりますね!

さぁ、今日も行ってみましょう!
レビューする絵本は【チキンスープ・ライスいり】です。

作者は、モーリス・センダックさん。
訳は、じんぐうてるおさん。

初版は、1986年8月です。


《ストーリーについて》

最初に、〝チキンスープ・ライスいり〟というのは、お米が少し入った、チキンスープのことみたいです。

主人公は、チキンスープ・ライスいりが好きな男の子。

12ヶ月(1年)の中で、チキンスープ・ライスいりを月ごとに紹介してくれます。
その時期にあった、ストーリーとチキンスープ・ライスいりを文に絡めて。

男の子の、寝ても覚めてもチキンスープ・ライスいりへの愛がたっぷりと詰まった一冊です。


《10コの好きなところ》

①とにかく、主人公のチキンスープ・ライスいりへの愛が凄いところ。

②各月別のページの文中に、この食べ物を二口食べる様子が書かれている。

③しかも1月だったらスケートしながらすすったり、7月だったら海の中にチキンスープ・ライスいりがあったりと、無謀な食べ方をしているところが、ファンタジーで良い。

④スープと季節の関係を、おもしろく文面に落とし込まれている。

⑤レイアウトも右手に絵が描かれていて、左手に文が書かれているので、読みやすいし見やすい。

⑥比喩を用いて書かれているページがある。
絵本の醍醐味。

⑦お鍋に変身したり、ワニに乗ったり、魔女や幽霊に会ったりと、スープが巻き起こす背景が面白い。

⑧まさかの、12月にスープ皿をクリスマスツリーにデコレーションした時には大笑い。

⑨月の英語もついているので、勉強になる。しかも、英語の周りのデザインがアールヌーヴォーっぽい。

⑩最後は、美味しいものはもちろんチキンスープ・ライスで、ハッピーエンド!?(笑)


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7.4)は、男の子が、よほどその食べ物が好きだということをわかってて、たべたくなったんでしょうね(笑)

『わたしも、たべたーい』
『ママ、つくってーー!』

って言ってきましたね。
まぁ、確かにこれだけ称賛されていたら作る気にもなってきます(笑)

まさか12ヶ月間も、この食べ物についてかかれているなんて露知らずで(笑)

ある意味、衝撃をうけながら読み聞かせをしましたね。
まぁ、愛ですよね、愛。


《おしまいの言葉》

わたしも、その昔クレープが好きでしてねぇ。(20代)

仕事してる時もクレープ。
目覚めにクレープ。
おやすみ前にクレープと。

クレープ三昧のクレープのことしか頭になかったんですよね。
ホイップとバナナとチョコの組み合わせが最強でしたね。

それで、とうとう家でも作りましたもん。(笑)

だから、この男の子の気持ちは十二分に納得できます。

ただですね、
ただですね、
偏食は、良くないですよね(笑)

皆さまもご注意をっ!

☆彡






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