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【凸凹兄弟】#14 友人の子供たちが優秀過ぎる件にモヤる…🌀
現在、大学4年生の長男(グレーゾーン)と過去に不登校を経験している高校3年生になる次男(ADHD)の母親です。
***
わが王子たちは勉強こそ苦手なものの、健やかに、そして素直な心優しい人間に育ってくれました。
時々、ふっと思い返すと小さい時のことが懐かしく、
「いや~、ほんとかわいかったよなぁ・・・❤️」
などと、一人で親バカモードにスイッチが入ったりしている。
うちは、夫も私も学校の勉強が大嫌いで、お互いに学生時代は遊び惚けていたタイプ。
大人になってからは学びの大切さ・楽しさを知り、リスキリングを模索しているが、親として幼少期の息子たちへ「学ぶことの楽しさ」を教えてあげることが出来なかった…(これはものすごく反省している)
なので、子供たちの学習面に関してはあまり問題視していない。
必要な時期に、必要だと思うことを、自ら学んでくれればそれで良いかな、と。
ここまで「元気」で「素直」に「優しく」育ってくれただけでありがたいと思っている…
▼こんな息子たちなんですよ…(笑)
……思ってはいるが、、、
欲を言えば・・・
「もう少し母を労わってくれないかい?」
「ゲームばっかりしてないで、少しは家の手伝いしてよ」
「朝は自分で起きるようにしてほしい」
などなど、愚痴も出て来るのが本心。
これも、家族が平和だからこそだと思うけど。
時々見聞きする、友人たちの近況。
その中には、娘・息子たちの話題も上がる。
友人の娘・息子たちが「GMARCH」の大学に通っている。しかも一人どころではない。これには驚いた!!
推薦で入った子もいて、さらにビックリ😮
(本当に私の友人たちなのか?同じ高校だったよね??ww)
大学を首席で卒業、卒業式の日に表彰された。
マジか!すごいじゃん!!
初めてのバイトの給料で、ごちそうしてくれた。
そんな泣けることしてくれるんだー。
どんだけ子供から感謝されてるのよ~!
弁当箱は自分で洗ってくれるらしい。
何気ない行動だけど、ありがたいよね✨
野球やサッカーがめちゃくちゃ上手で、全国大会に常連の高校へスポーツ推薦で進学した。「部費や遠征費の額がハンパなくて毎月の出費が大変💧」とぼやいている姿は、どことなく嬉しそう。
みんなすごいねーーー!!
ただし、いい話ばかりじゃない。
不登校を経験している子もいるし、反抗期がひどく拗れてしまい、いまだに大変な子もいる。
ここでは書けないような、センシティブな問題を抱えている子もいる現実。
一方で、わが家は至って平和なのである。
次男は不登校ではあったが、家族や友人との関係は良好だった。
「高校は行けない」と思っていたところからの高校進学、そして4月から大学生になる。
長男もハチャメチャなやつだが、4月からは立派な社会人だ。
にもかかわらず、ココロがモヤモヤするのはどうして?
念のためこれだけはお伝えします。。。
ここで紹介したエピソードは、本当に仲の良い大切な友人たちです。
子供たちのことも赤ちゃんの時から知っていて、一緒に成長を見届けてきたようなもの。どの話題も、聞いた時は成長を感じ、それこそ自分のことのように感動した。
私自身、妬む気持ちは全くありません!!
なのに、どうしてモヤるのか??
それは、自分自身を責めているから。
「あの時、もっと一緒に遊んであげれば良かったのかな」
「なんでもっと褒めてあげなかったんだろう」
「もっと絵本を読んであげれば良かったのかな」
「もっと仕事をセーブするべきだったんじゃないか」
「愛情が足りなかったんじゃないか、いや足りないからこうなったのかも」
「宿題を全然見てあげられなかったし…」
そして、
「なんで友達の子供と自分の子供を比べるの?」
「周りと比べるなんて親としてサイテー!」
「なんだかんだ言って、自分の子供たちに優等生を求めてるんじゃないの?」
と、自問自答が始まる。
「私、ちゃんと親出来てなかったじゃん」
「私、全然ダメじゃん」
「私がこの子達の"成長の芽"を摘み取ってしまったんじゃないか」
「私は親失格だ」
となり、自分を責めてしまうのだ。
こうなると、あっという間に落ちてしまう。
***
心理外来でお世話になっているカウンセラーのT先生。
保育園に通う小さいお子さんがいる素敵なワーママ。
いつも私のココロの悩みと向き合ってくれて、寄り添ってくれる先生だ。
私は、この負のスパイラルをどうにかしたくて、T先生に泣きながら相談したことがあった。
どうしても「目で見てわかるもの」「形あるもの」「明らかにはっきりと区別できるもの」「成績や学歴」そういうもので判断してしまったり、あるいはそういうもので判断するのが簡単だったりするので、そう考えてしまうかもしれないですね。
でも、そういう簡単なこと以外にもっともっと大切なことはたくさんありますよ。
「素直な心」「優しい気持ち」「他者を大切に思い、大切にされる人間性」は、すぐにどうこうできることじゃないんです。
これは、晴れさんがお子さんたちを一生懸命に大事に育ててきたことの証なんですよ。
だからもっと自分に自信を持ってください!!
ココロに刺さりすぎて、大号泣💧💧💧
さすがT先生!!
ありがとうございます🙂↕️
私「でも、先生。わかっていても、子供の事となるとすぐに自分を責めて落ち込んじゃうんです……」
T先生「そうですね。それは晴れさんの「負の感情による考えぐせ」です。「クセ」なので、どうにかコントロールできるようになると良いですよね」
私「そんなこと出来るんですか?教えてください!!」
T先生「自分の感情に名前を付けるんです。名前はなんでも良いです。
例えば「熊」と名づけたとしましょう。
負の感情が出てきたら、「あ…また熊が出てきてるぞ、、おい、熊!出てくるな!あっち行け💥」
と、客観視して感情を追い払うようにするんです。
すぐには難しいかもしれませんが、試す価値はあります。」
なるほど……
そんな方法があるのか。
さっそく名前を考えてみる。
思いついた名前…
「いじけむし」
まさに私の思考回路にピッタリだと思った(笑)
クスッと笑うT先生。
まさに、私のアカウント名である"晴れ、時々いじけむし"の由来が誕生した日である🤣
この日から、「いじけむし」なる私の負の感情や考えグセを追い払う練習が始まった……
今では、すっかり「いじけむし」を飼い慣らすことが出来るようになったと思う。
T先生には本当にいつも感謝している。
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