【三鷹】究極の地産地消。都市農業は意外とすごかった!
先日、三鷹の農家さんにお邪魔して、イベントのお手伝いをさせてもらった。
イベントというのは、三鷹市の観光協会と三鷹ネットワーク大学が共同で主催した、
三鷹市北野の農家で、農業へのこだわりなどのお話を聞きながら、畑の中で、採れたて野菜のバーベキューを楽しむものだった。
三鷹市の北野地区は、住宅街の中に今も小規模ながら畑が残っていて、至る所に軒先販売で野菜や果物が売られている。
それでも、農地が減って、住宅に変わっていく大きな流れは変わらない。
イベントで話を伺って驚いたのは、毎日何かしらの作物が収穫できるよう、6,70種類も育てている、ということ。小さな農地で少量多品種の作物を育てているので、軒先販売も、時間帯によって、売られている作物もまるで違うし、通うのが本当に楽しい。以前は、バジルが売られていたので購入し、ジェノベーゼを作ってみた。
ただ、そのため、少量しか栽培できないのも事実で、売り先も限られる。なので、メインの販売先が、軒先販売か緑化センターらしい。
三鷹の地場野菜が食べられるって、とても貴重なこと。これぞ、地産地消。というよりも、そうする他ない。
それから、土にもこだわっているそう。
三鷹市内の国際基督教大の落ち葉を畑に持ってきて、堆肥に利用しているらしい。土も三鷹の中で循環させる仕組みが出来るよう、試行錯誤しているそう。三鷹にこんなに素敵な取り組みがあったなんて。
別の農家さんにもお話を伺った。
彼は国内でも珍しい、バタフライピーを栽培している。
バタフライピーは、ハーブティーなどで飲まれることが多く、その鮮やかな青が目を引く。
しかし、レモンなど酸性のものを混ぜると、一気に紫色に変化するので、その変化も楽しく、紫色も鮮やかで美しい。
彼のバタフライピーは注文が殺到しているという。
イベントの最後には、バーベキュータイム。
朝採れのピーマンやナスを畑の上で焼く。隣では、とうもろこしからポップコーンを作る。
朝採れの落花生も茹でた。
暑かったけど、新鮮野菜はやっぱり最高!
特に、採れたての落花生は、ホクホク食感で美味。試しに生で食べさせてもらったりもした。
消費者との距離が近いんだから、新鮮さで勝負するしかない。
こんな風に仰っていた。
こうして、三鷹の農業の魅力にどっぷり触れて、その豊かさに触れた。こんなに近くにとてもしなやかな町があり、人がいた。
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