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冬のふぐを食べに東京から下関へ#1 山口のディープスポット~津和野
2025年2月15日。羽田から飛行機で山口宇部空港に向かった。
この土日は、山口在住の友人に、山口のおすすめスポットを色々と紹介してもらう予定だ。予想のつかない旅の方が面白いからと、下関で冬のふぐを食べよう!ということくらいしか、行先は聞かなかった。地元の友人にすべてをゆだねる気ままな旅である。
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ANAはたぶん10年ぶりくらいに乗った。
この時点で予想のつかない旅なのだが、もう一つの予想外が旅行前日に起こった。急遽先日の休日出勤分の振替休日が月曜日に取れることになり、私の3連休が決定したのだ。下関でふぐを食べた後、宇部空港で解散、ということは決めていたのだが、一日滞在が伸ばせるのでは、、?
友人には、一日旅行を伸ばすかも(下関解散にしたいかも)とだけ伝えておいた。
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山口に着くと東京とは変わって曇天でとても寒かった。
そして、合流早々のサプライズ、「月曜日仕事休みとっておいた!」
「え!ほんとに?」申し訳なさを感じつつも、こうして友人との2泊3日の旅が山口到着後に決定した。
車は空港を出て山口市内へ向かっているようだった。
この間、私は帰りの航空券のキャンセル手続きをした。
到着したのは、常栄寺。
五重塔で有名な瑠璃光寺のすぐ隣にあるこのお寺に面白い人がいるから、とのことだった。
到着してみると、本堂の脇にこんな空間が。
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なんと焼き物のアトリエがあって、作り手さんとお話しすることが出来た。
このお寺には、馬がいて、その馬糞を使った焼き釜を最近手作りしたと見せてくれた。近所の子どもたちを集めて釜に飾りつけをしたのだという。資源の循環と地域住民との交流という素敵すぎるコンセプトが詰まっていた。
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その後はランチ!と言われたのはよいが、どんどん住宅街の細い道に車が入っていく。
そして着いたのはここ。住宅街に突如現れるおしゃれ空間で、地元の野菜を使ったビーガン料理が食べられるそう。
米粉とお店の目の前の畑で採れた野菜を使ったサラダピザや、サラダたっぷりのスパイスカレーを食べた。
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エディブルフラワーの乗った見た目もかわいい。
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特に米粉のピザは初めて食べたが、もっちり食感がとっても美味しかった。朝から時間がなくて、機内でじゃがりこしか食べていなかった私にとって、嬉しすぎるランチだった(どんな感想、、)。
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食後には色鮮やかなバタフライピーと豆乳のラテ。これが優しいお味でちゃんと美味しい。山口に行くことがあれば、また立ち寄りたい。
大満足ランチの後は、今日の宿があるという津和野へ。
もうこの時点でもはや山口ではなく島根であることはさておき、津和野に近づくにつれ、雪が残った場所を多く見かけるようになった。
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道の駅などで買い物や足湯を楽しみながら津和野に着いたのは確か17時半くらいになっていた。
到着したのは、「Tsuwano GuestHouse & Cafe Lounge野窓Nomad」。
とにかくおしゃれで清潔で立地も良く、オーナーさんが親切なゲストハウスで、再訪を誓った場所だ。
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ウェルカムドリンクを飲みながら、津和野のおすすめスポットなどを紹介してもらいつつ、ほかの宿泊客との交流もしながら30分ほどかけてチェックインをした。
中庭に面したお部屋も居心地がよくて、きれいな庭を見ながら部屋に備え付けのブレンドティーを飲みながら一服するのも素敵。
何も写真を撮らなかったことが悔やまれる。
それから夜の津和野を散歩してみた。
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稲荷神社にも訪れてみた。夜だからか驚くほど誰もいない。
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その後は、ゆとりろ津和野の立ち寄り温泉へ。
ここも綺麗でおしゃれだし、露天風呂は熱めで何度も入ってしまった。ゲストハウスのタオルを持って行けば800円。いいお湯だった。
部屋に戻って友人行きつけのパン屋で購入しておいてくれたパンと、道の駅で購入した蒲鉾、日本酒を軽くつまむ。
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山口の日本酒「貴」はスッキリした飲み口で以前から気に入っている。
こういう、普通の旅行じゃ味わえないような味が、たまらなく嬉しい。
部屋に備え付けの湯たんぽが快適で、ぐっすり眠れた。
翌日は、天気が持ってくれれば秋吉台の野焼きがあるみたい。見れたらいいな。