思いを行動に移した結果〜止まらないHa〜Ha
これは今から約10年前のお話です、なおこです。
わたしの父はソフトなリーゼントがトレードマーク、そして永ちゃんこと矢沢永吉さんをこよなく愛する人でした。
生前、父とのドライブ時によくE.YAZAWAの曲を聴かされていました。
止まらないHa〜Ha
(矢沢永ちゃんが酔っ払って作った曲?と知ってびっくり)
時間よ止まれ
今もラジオなどから流れてくると父に会いたくなります。
その当時、こんな出来事がありました。
私の父が亡くなる前の闘病生活をしていた時の話です。
父がどんどん弱っていく姿を見たとき、父が喜ぶこと、生きる励みになることを色々考えていた時のこと。
私の脳内に父の大好きな矢沢永吉さんが浮かんできました。
一か八かで矢沢永吉さんとコンタクトがとれる方法はないか色々調べ、その当時(確か2014年頃)、矢沢永吉さんのファンクラブはなく「YAZAWA CLUB」というスタッフ事務所を発見しました(現在は矢沢永吉オフィシャルファンクラブ「YAZAWA CLUB」が公式として存在しているようです)
無理を承知でスタッフ事務所宛に手紙を出してみたのです。
細かな内容は省略しますがざっくりとした内容は、
「現在、私の父が肺がんによる闘病生活をしています。この先いつまで生きられるか分かりません。
父は矢沢永吉さんが大好きで矢沢永吉さんの音楽と存在に励まされている日々です。
無理を承知ではございますが矢沢永吉さんから何か励ましのお言葉をいただけないかと思い、無理を承知でお手紙を書かせていただきました。」
無謀。
今考えても申し訳ないくらい無謀だけど何かできることを可能な限り考えた結果、失礼と分かった上で手紙を書いてポストに投函した自分がいました。
当時、私の精一杯の気持ちを素直に書いたことを記憶しています。
その結果、
忘れていた頃に一通の手紙が届きました。
なんと、
YAZAWA CLUBの方から封筒が届いたのです。
中身は、矢沢永吉ポストカードとYAZAWA CLUB事務所のスタッフ様からのお手紙でした。
内容は伏せますが、私、感動。
ありがたすぎてもうそれだけで充分でした。
偽物か本物かはどうであれ、父が喜んでいたことは確かです。
あの時ご対応くださったYAZAWA CLUBのスタッフ様に本当に感謝しております。
いつかこのことを書きたいと思っていましたが約10年経とうとしている今になってしまいました。
改めましてありがとうございました。
父が亡くなった時、天国でも永ちゃんの歌を聴けるように棺桶の中にその時のポストカードと赤いタオルを一緒に持たせてあげました。
亡き父も、きっと今もあちらの世界で大好きな永ちゃんソングを聴いて歌っているはず。
そんな本日2月27日は父の命日。
お父さんに届け!
父が好きだった曲
「アイ・ラブ・ユー,OK」
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