ランニング
#習慣にしていること
高校卒業して直ぐに上阪し就職。
就いた仕事は2交代制で昼夜逆転といった不規則な生活。
タバコは1日2箱以上のヘビースモーカー。
毎日呑み歩いては暴飲暴食を繰り返し、週末になれば朝までクラブで踊り倒す。といった毎日を過ごしていた僕はしばらくして25歳でうつ病を発症し、会社を退職した。
今でこそ現代病として認知されているうつ病だけど、インターネットがまだ普及していない当時は自分がうつ病だなんて思ってもいなかったが、身も心もボロボロだった僕は、毎日ただただ死ぬことばかりを考えていた。
30歳で実家にドロップアウトのタイミングで病弱で引き篭もってばかりだった僕はタバコを止めたのと同時にランニングを始めた。
最初こそ1キロ走っただけで息が切れ、走る度に死んでまうわと思っていたけれども、31歳で初フルマラソンに挑戦し完走。
35歳の時にフルマラソンでは飽き足らず、山の中を走るトレイルマラソンにのめり込み、全国津々浦々、数々のレースに参加するようになった。
昨年は30代最後の挑戦ということで、和歌山の100キロマラソンに挑戦したけれども、あと10キロってところでタイムオーバー棄権となった為、今後のリベンジに期待といったところだ。
とまあ、40歳手前になった今ではお陰様で走り始めた時よりも10キロ以上痩せたし、風邪も引かなくなったし、何よりうつ病も治った。
1週間も走ってないと気持ち悪くて落ち着かない。仕事や出張で時間が無くとも、最低100キロ以上は毎月走っている。
1日の始まりにランニングをすると、頭が冴えてその日がとても充実する。
走っている間は、仕事のこと、家庭のことなど、将来のこと、色々な事を考えたり、毎日世界中からリリースされる新譜をチェックしたりと大切なひとり時間。
また、旅に出るとその旅先で走るご当地ランてのも楽しみのひとつで、早朝からランニングに出ると昼間は観光客でごった返す観光名所も静まり返っているので勝手に独り占めした感に浸ったり、土地勘のない旅先の脳内地図が出来上がり迷子の心配も無くなる。
走ることは僕のライフスタイルの中で切っても切り離せない習慣となった。
うつ病を克服した感謝の念を胸に今日も僕は走り続ける。
記録は一向に伸びない永遠のファンランナー。
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