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管理栄養士が教える!しっかり食べて痩せるダイエット方法Part1

前回はリバウンドする理由について投稿しました。
本日は、「太る原因が食生活にある!」という方におすすめな効率的なダイエット方法、つまり食事方法についてお伝えします。内容が濃く長くなるので前編と後編に分けました!
「楽して短期間で一気に痩せたい♪」と思っている方には合わない内容です。私がお伝えするのは、効率的に、確実に、賢く、継続的に痩せるダイエット方法です。

効率的なダイエット方法

しっかり食べて、よく動いて、よく寝る。
これにつきます。

ダイエットなのにしっかり食べる理由は
身体が求める栄養素をしっかり摂ると
身体が本来持つ機能通りに動くので
結果的に脂肪が燃えやすくなるからです。

身体の中で起こる反応はとても複雑です。変に手を出すと、どこかで歯車が狂い、太りやすい体質になります。最悪の場合は血液検査値に異常が出て、生活習慣病につながる可能性もあります。

身体の中で起こっている化学反応(代謝)は以下の図です!(目が回る)

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こちらのサイトより

極端に食事を減らす方法は、
身体に必要なカロリーがマイナスになります。

当然、痩せます。そして、簡単に。
だから痩せたい!と思った方が飛び付きます。

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しかし、身体に必要なカロリーを下げると

生きていく上で必要な消費カロリーを、
少ない摂取カロリーで補うため
エコな体質になります。

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エコな体質になってしまうと
外食に行ってちょっと多く食べたり
友達とランチのスイーツを食べたり
タピオカジュースをちょっと飲んだりなど

ちょっといつもの生活より
プラスのカロリーを摂ると
太った!と感じてしまうのです。
「友達と同じ量しか食べてないのに
なんで私だけ太るの!?」
って思ったことはありませんか?

この辺りはまた次回詳しくお話しします♪

身体に必要なカロリーを知る

何よりも大切なのがここ!

カロリーの確保ができていること
大前提で話は進みます

ここを無視するのは、大袈裟にいうと
引き算を知らないのに
割り算をしているような状況です。

⬇︎以下の表は、身体に必要なカロリーの量です。

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身体活動レベルについて
身体活動レベルⅠ:1日のうち座っていることがほとんど
身体活動レベルⅡ:デスクワークなどが中心の仕事、軽い運動や散歩をする
身体活動レベルⅢ:立ち仕事や移動が多い仕事、激しい運動をする

性別・年齢・活動量によって身体に必要なカロリーが決められています。

身体活動レベルⅠの方は、Ⅱに上げる努力をしましょう!Ⅰのままでは健康上のリスクが増えます。

健康を保ち、より良い身体にするためには身体活動量の増加が必要です。
厚生労働省 食事摂取基準 p84,2020

カロリーってどうやって計算する?

カロリーは食品や料理に
「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」
が何g入っているかによって計算されます。

炭水化物1g  =4kcal
たんぱく質1g =4kcal
脂質1g    =9kcal

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詳細にいうと炭水化物は糖質・食物繊維に分かれています。カロリーになるのは糖質です。食物繊維は身体の調子を整えるのに必要な栄養素です。

身体に必要なカロリーを決めたら、炭水化物・たんぱく質・脂質をそれぞれどのくらい摂るべきなのか考えましょう。

たんぱく質ってどのくらい必要?

まず!確保するのがたんぱく質です。
一般的な方が健康に痩せたい!と思ったら

目標体重kg×(0.8~1.0)g

のタンパク質で十分です。 Kreider RB(2010)
※高齢者や激しい運動をするアスリートは数字が変わります

例:55kgの場合
55kg×(0.8~1.0)g=44~55g
→44〜55gのたんぱく質を確保する

ここで大切なのは
高品質な食材でたんぱく質を確保する
ということです。

低脂質・高タンパクな食材ほど高品質です。
具体的にあげると、
皮を取った鶏肉・魚・卵(卵白)です。

ストイックになりすぎないように
適度に好きな食材も組み合わせましょうね♪

以下の表を参考に、
食生活を振り返ってみてください♪

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ダイエット中の脂質に要注意!

ダイエット中も脂質は摂ります!

私たちの身体を構成する細胞の膜
脂質でできているからです。

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解剖学的構造と生理学バージョン6.2.00アプリより引用

脂質の量は身体に必要なカロリーのうち
20〜30%が目安です。

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女性・身体活動レベルⅡ・30歳の方の場合
・身体に必要なカロリー:2,050kcal
・脂質:410〜615kcal=46~68g
・表の食材で計算
“アトランティックサーモン70g・皮なし鶏もも肉70g
納豆50g・普通牛乳150ml・白米450g”
・合計:たんぱく質55.6g・脂質31.8g

油は大さじ1杯12gです。
12gの油には12gの脂質が含まれます。

31.8gに12gの油を追加しても
43.8gでまだまだ余裕です。

炒め物・揚げ物をしても大丈夫!
なのが計算するとわかります。

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衣が多いフライや天ぷらの
頻度には気をつけましょう。

Part1のまとめ

効率的に痩せるにはしっかり食べることです。
本日お伝えした内容か以下の通りです。

①身体に必要なカロリーを知る
②効率良くカロリーをとる
1.たんぱく質について
2.脂質について

次回は後半戦!
みなさんが特に気になる
糖質について解説していきます♪

お楽しみに〜。

食を通じて世界に幸せをーハラサポー

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