管理栄養士が教える!しっかり食べて痩せるダイエット方法Part1
効率的なダイエット方法
しっかり食べて、よく動いて、よく寝る。
これにつきます。
ダイエットなのにしっかり食べる理由は
身体が求める栄養素をしっかり摂ると
身体が本来持つ機能通りに動くので
結果的に脂肪が燃えやすくなるからです。
身体の中で起こる反応はとても複雑です。変に手を出すと、どこかで歯車が狂い、太りやすい体質になります。最悪の場合は血液検査値に異常が出て、生活習慣病につながる可能性もあります。
身体の中で起こっている化学反応(代謝)は以下の図です!(目が回る)
極端に食事を減らす方法は、
身体に必要なカロリーがマイナスになります。
当然、痩せます。そして、簡単に。
だから痩せたい!と思った方が飛び付きます。
しかし、身体に必要なカロリーを下げると
生きていく上で必要な消費カロリーを、
少ない摂取カロリーで補うため
エコな体質になります。
エコな体質になってしまうと
外食に行ってちょっと多く食べたり
友達とランチのスイーツを食べたり
タピオカジュースをちょっと飲んだりなど
ちょっといつもの生活より
プラスのカロリーを摂ると
太った!と感じてしまうのです。
「友達と同じ量しか食べてないのに
なんで私だけ太るの!?」
って思ったことはありませんか?
この辺りはまた次回詳しくお話しします♪
身体に必要なカロリーを知る
何よりも大切なのがここ!
カロリーの確保ができていること
大前提で話は進みます。
ここを無視するのは、大袈裟にいうと
引き算を知らないのに
割り算をしているような状況です。
⬇︎以下の表は、身体に必要なカロリーの量です。
性別・年齢・活動量によって身体に必要なカロリーが決められています。
身体活動レベルⅠの方は、Ⅱに上げる努力をしましょう!Ⅰのままでは健康上のリスクが増えます。
健康を保ち、より良い身体にするためには身体活動量の増加が必要です。
厚生労働省 食事摂取基準 p84,2020
カロリーってどうやって計算する?
カロリーは食品や料理に
「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」
が何g入っているかによって計算されます。
身体に必要なカロリーを決めたら、炭水化物・たんぱく質・脂質をそれぞれどのくらい摂るべきなのか考えましょう。
たんぱく質ってどのくらい必要?
まず!確保するのがたんぱく質です。
一般的な方が健康に痩せたい!と思ったら
目標体重kg×(0.8~1.0)g
のタンパク質で十分です。 Kreider RB(2010)
※高齢者や激しい運動をするアスリートは数字が変わります
ここで大切なのは
高品質な食材でたんぱく質を確保する
ということです。
低脂質・高タンパクな食材ほど高品質です。
具体的にあげると、
皮を取った鶏肉・魚・卵(卵白)です。
ストイックになりすぎないように
適度に好きな食材も組み合わせましょうね♪
以下の表を参考に、
食生活を振り返ってみてください♪
ダイエット中の脂質に要注意!
ダイエット中も脂質は摂ります!
私たちの身体を構成する細胞の膜は
脂質でできているからです。
脂質の量は身体に必要なカロリーのうち
20〜30%が目安です。
油は大さじ1杯12gです。
12gの油には12gの脂質が含まれます。
31.8gに12gの油を追加しても
43.8gでまだまだ余裕です。
炒め物・揚げ物をしても大丈夫!
なのが計算するとわかります。
衣が多いフライや天ぷらの
頻度には気をつけましょう。
Part1のまとめ
効率的に痩せるにはしっかり食べることです。
本日お伝えした内容か以下の通りです。
①身体に必要なカロリーを知る
②効率良くカロリーをとる
1.たんぱく質について
2.脂質について
次回は後半戦!
みなさんが特に気になる
糖質について解説していきます♪
お楽しみに〜。
食を通じて世界に幸せをーハラサポー
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