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夫よ、死んでくれないか(ネタバレなし)

ふらっと図書館に行き、ふらっと目に入った本。
「夫よ、死んでくれないか」

このタイトルに惹かれて冒頭を読んでみると、
すぐに引き込まれてスタバへ行った。

大好きな抹茶ティーラテを飲みながら
この世界観に没頭したかったのだ。

1時間ほど読み、帰宅後も一気読み。
それぐらい読みやすくて分かりやすく、
面白い本だった。

大学の同級生だった麻矢、璃子、由里香。
卒業後疎遠だった3人は、三十代半ばで璃子の離婚騒動をきっかけに再び集まるようになる。既婚、バツイチ、子持ちと立場は異なるが夫への不満という共通点のある彼女たちの集まりの最後は、大抵この言葉で締めくくられる。
「うちの夫、死んでくれないかしら」。
そんなある日、麻矢の夫が何の前触れもなく姿を消してしまう。
会社も無断欠勤しているらしい。夫は一体どこへ、夫の身に何が起こったのか――。
誰もが、結婚前にはいいことしか言わない。どうして教えてくれなかったのだろう、結婚した後に、激しい孤独や、生活の虚しさや、将来への不安を抱えることなんて。
結婚の本質と危うさに迫る、ノンストップ・ミステリ。

あらすじ/夫よ、死んでくれないか


感想

誰も信用できなくなる(笑)
やはり"女の敵は女"ということ。

こいつ気に入らんな、と感じた直感が
当たっていた。
「私、見る目あるじゃん」と読み終わった時には
誇らしげ(笑)

ただ、少し踏み入ったことを書くと、
もうちょっと結末をはっきりしてほしかったな。

主人公・麻矢と消えた夫の今後が
具体的に知りたいと思った。
(たぶん読み手が想像してって
ことなんだろうけど)


久々に読んだ小説、出会えてよかった。
また読みたいと思える一冊。

テンポのいい展開で非常に読みやすいので、
読書が苦手な人や、
小説を読みたい人におすすめです!

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