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子どもの「ゲーム=悪いもの」って本当?!
ほとんどの親が悩んでいる
「ゲーム=悪いもの」という親は多いと思います。
1日1時間と決めたのに子どもがゲームに夢中守らない。
毎日3時間はゲームをやってゲーム中毒にならない?
ゲーム以外(勉強や運動)のことをやる時間が取れません
ゲーム機を取り上げたら子どもの反発がすごくて、
険悪なムードになった
現代の子育て中のほとんどの親が悩んでいるのがゲーム。
実際には、ゲームのことで毎日叱られ、
そのストレスから弟をいじめるようになった子もいます。
ゲームをめぐって親子が対立し、
お互いが不信感を募らせて
親子関係が悪化という話も多々あります。
しかし、専門クリニックでも
「ゲームを(依存対象を)やめさせる方法はない」
と言われてています。
無理強いする親と、子の関係性
変えなくてはならないのは
「(家族から見て困った)子どものゲームの利用状況」ではなく、
「ゲームをやめさせようと無理強いする親と、子の関係性」だといいます。
正直言って、こんなになるまで
ほっていた親が問題なのですが、
こうならないためにはどうしたらよいのでしょうか?
また、こうなったらどうすればよいのでしょうか?
一番の原因は、ゲームについて
親子の価値観が違いすぎる点です。
ほとんどの親は「ゲーム=悪いもの」
出来るだけやらせたくない。
もっと有意義な時間活用してほしいと思っています。
(現実には、親がやるから子どももやる)
子どもの相手を怠けて、
幼いころからスマホを簡単に手渡している。
しかし、子どもはストレス解消、楽しいもので生きがい。
ゲームで身につくものも多い。
友達とのコミュニケーションにも必要と思っています。
このような、言い訳は友達に言われたり、
どこからか情報を得ている単なる逃げ口上的な言葉です。
大人と子どもの会話になれば、
当然、接点など生まれませんからお互いの考えは変わりません。
ゲーム好きの芸能人の言葉
ゲーム好きの芸能人の言葉をちょっとピックアップしてみました。
ゲーム好きで知られる謎解きクリエイターの松丸亮吾
「『うちの子ゲームのせいで勉強しない』という親御さん良くいるけど、勉強しないのはゲームのせいじゃなくて『勉強をする意味が教えられてないから』」とコメント。意味を理解していなければ、ゲームがなくても勉強しないとし、「逆に勉強の意味を理解して自らゲームと両立して東大行く人も全然いる。ゲームを悪者にしないで」と自身の考えを訴えました。
その通りなのです。ゲームが悪いのではなく、
勉強をする意味がわからないから
(この事を親が教えていれば、ゲームで怒ることはないです)
ゲームより勉強が楽しければ、勉強をします。
そんなことはあり得ないと思う方は、
まず、親の思考を変えないと。
本田翼さんもゲーム好きな芸能人です。彼女の持論は
「ずっとゲームをしているお子さんを見ると、『ゲームは、あと何分よ』って区切りたくなる方多いと思うんですよ」と前置きしたうえで、時間で区切るのをやめてほしいと主張しました。「最近のゲームは時間じゃないんです。試合で区切るんです。だから、親御さんに言いたいのは、『あと1試合だけよ』と言ってほしい」
ゲーム好きだからこそわかる目線ですよね。
ひろゆきさんがゲーム依存症の子どもを持つ親の悩みに答えていました。
「どうしたらゲーム時間を短くできますか?」という質問に対し、「どうやったらプレイ時間を短くできるか考えてもらえばいいんじゃないですか」とアドバイス。「何らかしら短くする方法はある」と言い、「もし方法がないんであれば、『スマホの解約をします』とかって言うと、たぶん頑張って短くする方法を考えると思うんですよ」と続けました。「効率的にやるにはどうすればいいかってのまで考えてやるのであれば、その子にとって無駄な時間にはならないと思うんですよね」とコメント。
ひろゆきさんは、ちょっと頭が良すぎる方ですから、
こんなことを言えるのだと思います。
一般家庭ではこんなことは、なかなか言えないし、
反抗を買うだけだと思います。
実際のところどうすればよい?
こうならないためにはどうしたらよいのでしょうか?
また、こうなったらどうすればよいのでしょうか?
まず、こうならないようにするためには、
親が幼児期に子どもの前でゲームをやらないこと。
親がやらなければ子どもはやりません。
松丸亮吾さんが言っているように「
ゲームのせいで勉強しない」のではなく
「勉強をする意味がわからないからゲームに走る」のです。
こうなったらどうすればよいのでしょうか?
親は子どものことを心配して
ゲームについて叱り心配します。
しかし子どもは、自分が大好きなことを
親に理解してもらえないと悩み、
同時に、自分が否定されたとも感じます。
そうなると、孤独になり、
更にゲームにのめりこみます。
ゲーム以外の楽しみがない場合も、ゲームにのめり込みます。
あるご家庭では、子どもの選択肢を増やそうと、
釣り、スポーツ、電子工作、プラモデル、
鉄道模型、金魚飼育、プログラミングなど、
お試しでいろいろなことをやってみたそうです。
1回でやめたものも多いそうですが、
結局子どもはプラモデルと鉄道模型が趣味になり、
その結果、ゲームをやる時間も減ったそうです。
ゲーム以外に夢中になれる刺激と環境を用意!
ようは親の考え方を、一方的に押しつけるのではなく、
子どもがゲーム以外に興味を持たせるように、
うまく誘導させてあげることです。
人間の脳は、楽な方に行くことが基本です。
なぜ、ゲームにのめりこむのか考えることから
脱出する方法を考えてあげましょう。
脳の中身は直接見ることはできません。
だからこそ、仕組みを理解することにより、
幼少期の脳を将来の為に
シッカリと作ってあげるのは親の仕事です