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若い人たちは、世論が動けば世の中変わることを学んでほしい

教師に向けた生徒指導に関するガイドブックが、
約12年ぶりに改訂されることになりました。
いわゆる“ブラック校則”の見直しや、
初めて「性的マイノリティー」に関する項目が
盛り込まれるなど、大きな転換期を迎えそうです。

実際のところ、家庭での躾ができていないから、
学校でも、世間一般から道をはみ出る子どもたちがいるから、
校則というものが、できてきたのだろう。

しかし、時代の変化が激しく変わっていく中、
世の中の流れに合わないものも多々出てくるのは当たり前。
当然、変化して行かなければいけないものでしょう。

髪染めや剃り込み禁止は不良がいたころの名残であり、
かつ、街中で不良に絡まれないための防衛目的でもあった。

下着の色や白い運動靴の指定は盗難や略奪(その靴よこせ等)を防ぐため、また、貧富の差を明らかにしないためでもあった。
こんな話は、戦後でしょう。

ただ、学校に派手な色の下着や靴下を履いていく理由もない。

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それを、今までほったらかしにしておいた文科省の役人も問題。

また、役人の言いなりにしかならない、学校も問題。

今回の話の発端は、やはり“ブラック校則”という、
理由の説明できない校則がなぜあるのかという、
子どもたちから出てきた話。

その話が、メディアにも取り上げれ、
各学校も返事に困り、やっと重い腰を上げた文科省。

子どもたちの声が役人を動かし、学校を動かし、
世の中が変わる形になったということです。

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今は政治不信の世の中ですが、
若者が声を上げ続けることで、
メディアも動き、政治家も変わり、
そして、たかが一票、されど一票の選挙の票が、
世の中が変えるのと同じなのです。

ただ、考えなければいけないことは、
“ブラック校則”と言われているものに関しても、
なぜ、校則になったのかはしっかりと考えなくてはいけない。

何らかな理由があり校則になったのだろうから。

単なる、個人的な感情や考えではなく、
今の世の中にマッチする考え方は必要だと思う。

自由と自分勝手、おしゃれと身だしなみをまずは理解してほしい。


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