最高裁裁判官の国民審査はやり方がおかしいと思いませんか?
衆院選と同時に行われた
最高裁裁判官の国民審査は、
夫婦別姓認めぬ裁判官4人、
不信任率ほかの7人より高かったようです。
ですが、
裁判官11人全員を信任。
罷免を可とする票が
有効票数の過半数に達した裁判官が罷免だが、
現実的には新聞の1面に載る
ようなチョンボでもやらない限り
罷免はないでしょう。
その結果、今回が25回目ですが、
1949年の制度開始以降、
(72年もやっています)
罷免された例はない。
このまま同じ方式であれば、
永遠に罷免はないでしょう。
ちなみに、
過去一番高かった人は、
1972年審査の
下田武三氏の15・17%だそうです。
大事な制度であることは
十分に分かりますよ・・・・
しかし、
4名は21年7月に就任で、
最高裁での判決に関与していない。
どう審査したらいいんでしょう。
こんなやり方で、
正しく判断されていると
思うのが不思議だ。
しっかりと民意が
反映されておらず
形骸化している
こんな投票必要だろうか?????
意味もなく×をつける人が
ほとんどなのではないかと思います。
または何も記載しないで
そのまま投票する人も多くいるはずです。
◇開票結果一覧
氏 名(出 身)…罷免を求める票(罷免率=%)
深山 卓也(裁判官)…4,490,554(7.85)
岡 正晶(弁護士)…3,570,697(6.24)
宇賀 克也(学 者)…3,936,444(6.88)
堺 徹(検察官)…3,565,907(6.23)
林 道晴(裁判官)…4,415,123(7.72)
岡村 和美(行政官)…4,169,205(7.29)
三浦 守(検察官)…3,838,385(6.71)
草野 耕一(弁護士)…3,846,600(6.72)
渡辺恵理子(弁護士)…3,495,810(6.11)
安浪 亮介(裁判官)…3,411,965(5.96)
長嶺 安政(行政官)…4,157,731(7.27)
※総務省発表、告示順。敬称略。罷免率は小数第3位以下は切り捨て