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写真の擦れ耐久はどの程度?写真の疑問に挑戦【#ポジティフルチャレンジ2】
株式会社ハッピースマイルの広報担当です。
#ポジティフルチャレンジ の第2弾です。
今回は現像機でプリントした写真と家庭にあるインクジェットプリンターでプリントした写真とでは、擦れによる耐久にどれほど違いがあるのかを検証してみました!
擦れの耐久は?
写真はアルバムに入れたり、フォトフレームで飾る方も多いと思いますが、何も入れず写真のままで保管していると、いつの間にか表面に傷がついてしまう・・・なんてことも!?
また、写真を誰かにプレゼントしようとしてプリントしたのに、思いもかけず表面に傷がついてしまったら・・・渡せないですよね。
現像機でプリントした写真は、擦れによる耐久にもすぐれているとのことですが、どの程度なのでしょうか?
それでは、さっそく検証してみましょう!
写真の準備
前回同様に今回も3枚の写真を用意しました。
(左)家庭用インクジェットプリンターでプリントした光沢紙の写真
(真ん中)家庭用インクジェットプリンターでプリントした印画紙の写真
(右)当社の現像機と現像機専用のペーパーでプリントした写真
※現像機の写真は、インクジェットプリンターのように紙にインクを吹き付けて写真をプリントするのではなく、現像機専用のペーパーにレーザー照射して現像液に浸すことで画像が浮かび上がるプリント方式で、銀塩プリントとも呼びます。
ただ、写真に詳しくない方は銀塩という言葉になじみがない方も多いと思うので、ここでは『現像機専用紙』と、家庭用インクジェットプリンターの『光沢紙』・『印画紙』と表記しています。
チャレンジ開始
さて、今回の擦れ実験の方法は、
洗剤を含んだスポンジの固い面で30秒間、写真を水につけながら擦ってみることにしました。
市販の食器用洗剤と市販のスポンジを用意し、トレイに水を入れたらスタンバイ完了です。(助手のエミちゃんもスタンバイ)
いざ、3枚とも擦ってみましょう!
それぞれ1枚づつ水につけて写真をゴシゴシ擦りました。
(スポンジの持ち方で力加減が違うように見えますが、同じ強さを心掛けています)
さぁ、どういう結果になったのでしょうか・・・!?
チャレンジ結果
こちらが実験直後のそれぞれの写真です。
【家庭用プリンターの光沢紙の写真】
表面に傷がついて、傷の部分が赤くなっています。
【家庭用プリンターの印画紙の写真】
水や擦れに弱いので、表面が削れてしまい一部に穴があいてしまいました。
【当社現像機での現像機専用紙の写真】
よく見ると表面にうっすらと傷がついている程度でした。
3枚並べるとこのような結果です。
今回の実験で、現像機でプリントした写真は、擦れによる耐久にも優れていることがわかりました!
大震災から10年
今年は東日本大震災から10年の節目を迎えます。
震災時に海水や泥水につかりながらも写真が復元できたのは、現像機でプリントした写真でした。
写真は大事な一瞬を切り取って、10年、20年、50年先も思い出を残してくれます。
大事な人との思い出も褪せることなくいつまでも・・・それが現像機でプリントした写真の魅力ではないでしょうか。
チャレンジを募集
#ポジティフルチャレンジ では、皆様からやってほしいチャレンジ実験を募集しています。写真にまつわる疑問や検証してほしい内容など、ぜひご応募ください。
応募方法はnoteのコメント欄またはページの一番下にある『クリエイターへのお問い合わせ』から内容を入力して送信をお願いします。
今後のチャレンジもぜひお楽しみにしていてください!