
『仕方ない』を落とし込むための工夫ー英語で呟く
「仕方ない」という言葉には、「どうにもできない状況で、受け入れるしかない」というニュアンスがある
英語にすると、「It can't be helped」が一番近い表現になるかも。
このフレーズは、無力感や諦めに加えて、状況を受け入れるしかないという感情を表現している。
「It is what it is」も「仕方ない」に近い表現。
どちらも「現実を受け入れるしかない」という意味合いは共通している。
ただ、こちらのフレーズはもう少し淡々としていて、感情を挟まずに「これはこういうものだ」と割り切っている感じが強いかも。
そして「It can't be helped」の方が、もう少し感情がこもっていて、現実を受け入れる過程の中に少しの苦しさや諦めが感じられることが多い。
日常を淡々と過ごしていくという意味では
「It is what it is」もそのニュアンスが含まれる。
「It is what it is」は「It can't be helped」よりも
冷静で感情的な揺らぎが少ない表現に感じられる。後者は少し感情が混じっていて、「仕方ないけど、どうしようもない」というニュアンスが強いけれど、「It is what it is」は、もっと淡々と現実をそのまま受け入れている印象。
状況に応じて使い分けると、ニュアンスの違いが面白いかもしれない。
日本語のまま『仕方ない』というと何と言うのか「はぁ〜」ってがっかり感みたいなものが強くてワンクッション置くために格好つけて英語で呟いて良い意味で少し『仕方ない』と言う言葉から距離を置きつつ『仕方ない』を受け入れていこうと思ったややこしい私の苦肉の策である。
日本語の「仕方ない」には、少し感情が直接的に出てしまう部分があって、私にはダイレクト過ぎる。
再度言うがそこに「はぁ〜」というがっかり感が加わることもあるし、少し重く感じることもある。
それに比べて、英語で表現することで、感情から距離を置けるような感覚がある。
英語で呟くことで、ちょっと冷静さを保ちながらも「仕方ない」を受け入れる余裕を持とうと工夫してみようと思って。
自画自賛で申し訳ない中々が良い方法だと思う。
自分の感情をうまくコントロールするために、そうした言葉の使い方を工夫するのはありかも。
苦しい時に、少し距離を取って冷静になる方法って大切ですね。
このエッセイに関連した記事。合わせてお読みいただけると幸いです。