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教育の画一化と個別化。

現代の教育制度をさかのぼると、日本なら明治時代の富国強兵、世界的にはプロイセン(ドイツの前身)に行き着くようです。
当時は封建社会から国民国家への過渡期。国民の多くは農民でしたが、兵士や工場労働者を育成する必要がありました。

現代の教育は画一的だと批判されることが多いです。しかし当時は、国民の多くに画一化された教育を施すのは画期的なことでした。
封建社会では、特権階級や資産階級に生まれないと、教育を受けること自体が難しかったからです。
身分や収入にかかわらず、同じような教育を受けられることに価値があったのですね。

(近年の日本では、授業料の値上げなどで、生まれや収入にかかわらず教育を受けられる基盤が揺らいでいる傾向もございます・・)

さて、生まれた階級や、親の収入にかかわらず、子供が教育を受けられるのは大切なこと。
さらに掘り下げていくと、
好きなこと
興味があること
得意なこと
苦もなくできること
誰から強制されなくてもやってしまうことは、
子供ひとり一人で違います。

あくまで理想論ですが、子供ひとり一人の「才能」「好き」を伸ばし、その子なりの価値観を構築していけるような、個別化された教育があるといいですね。
画一化を土台として、個別化を上乗せした教育は、人間社会の向上につながると考えます。

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