マスク再考
脳が疲れる状況が増えていますね。
常時着用しているマスクについて再考の時期がきていると思います。
暑さ対策はもちろんなのですが、コミュニケーションを阻害する一つの要因になっているのではと思いました。
ZOOMはZOOMで脳が疲れるのですが、「それでも、顔が見えるのがいい」「表情がわかる」「普通に言葉で声で話せるのがいい。通常勤務になっているけど、会社で話さないから。」という声をきき、マスクの弊害は小中学校でも起きているのではと気づかされました。
先生の口元がわからない。
ドラマ「愛していると言ってくれ」の再放送を見始めてから、読唇が日常の聴覚障害者の方々は、全員マスクの今の状況は大変なのではないかと気になりだしました。
6月より多くの学校が再開されて1ヶ月経った今、学級運営が今ひとつ軌道に乗っていない状況が多いのは、3ヶ月の休校、猛スピードでの学習、コロナ対策で先生も子どもも神経すり減る業務が増えている以外に、コミュニケーションが取れていないが大きいのではないでしょうか。
その一つが、マスクで先生の顔がわからない。
同じ言葉でも、先生が微笑んで言っているのか、本気で怒って言っているのかわからない。
マスク越しで声がくぐもっているので、声のトーンもわかりにくい。
慣れ親しんだ先生やお友達とはすでに関係ができていたり、脳の中にパターンが入っているから比較的スムーズに対応できると思われます。
しかし、6月にクラス替え、新しい担任の先生だと、新しい先生のデータを収集する必要がある。でも、今の状況では材料が少ない。
そのため、過敏に反応している子どももいるようです。
平気そうな子どもたちも、脳はフル回転していることでしょう。
ただでさえ、だるい梅雨。
マスクで口元は蒸れるのに、喉は乾き、酸素の体内への供給量も少ない。
脳も軽い酸欠状態が当たり前になってしまっているのではないでしょうか。
いろいろ対策取れると思います。
まずは、先生が透明のフェイスガードにするのは、いかがでしょうか?