1杯のお水をいただく これ三昧 美しいなぁ(追記あり)
オンライン座禅でお世話になっている禅師さんが、それはおいしそうにお水をいただくんです。
「あー、おいしい」「あー、うまい」と言って、ストレッチの合間やお話の途中にお水をいただく。
急がない。
画面の向こうの私たちのことは一瞬消えて、お水と向き合っている。(ご自分と向き合っている。というより、ただあるんだなぁ。)
ストレッチしていて「喉が渇いた、水を飲もう」、法話していて「口が渇いた、潤そう」という一般人と同じ反応なのだろうけど、ただの水分補給ではなく、体の隅々まで、細胞まで行きわたるような飲み方である。
それは、お水はもちろん、あらゆるものへの感謝を感じる一杯である。
そして、忘れられた画面のこちらの私たちまで幸せになる一杯だ。
「静岡の水道水は美味しいんだよ」とおっしゃったり、夏は私たちが飲んでいるものと同じペットボトルのお茶を湯呑みに移して口に含まれて
「あー、うまい」
「けっこう、けっこう」
このお姿を拝見しているだけで、満たされます。
ペットボトルのお茶も喜んでいるし、両手で包まれている湯呑みも羨ましい。
30分の坐禅や、尊いお言葉より、一杯のお水をいただく姿が禅である。
ありがたい。
このお姿、YouTubeでグローバル配信されています。
ドイツで禅を伝えていたこともあり、
今年から外国の方にも向けて、英語も交えてのYouTubeでのグローバル配信を始められました。
朝の鳥のさえずり、秋の夜長の虫の声も届きます。
「ストレッチ、読経、座禅」の流れで約1時間、月曜と土曜にLIVE配信されています。
録画も見られるので、LIVE配信のない日は録画でご一緒したり、ご自分のあった時間に行うこともできます。
これぞ豊かな時間。
ありがたい。ありがたい。
けっこう。けっこう。
(追記)土曜夜YouTubeグローバル配信の内容は、「法話、ストレッチ、座禅、読経」のようです。