冬ごもり熊深ぶかと穴に寝る
七十二候の【熊蟄穴】に入ります。
「くまあなにこもる」と読みます。熊が寒さを避けて穴に隠れ、冬眠するころです。「蟄(ちつ)」には、隠れる、閉じこもるという意味があります。
一年を72に分ける七十二候の62番目です。二十四節気「大雪」の次候になります。12月16日まで。
熊は何か月間も冬眠を続けられます。体内にためこんだ脂肪をエネルギー源として、食物や水分は一切補給しません。体温や心拍、呼吸数を減らし、糞や尿などの排泄もせずに冬をのりきります。その間、メスは出産もして。究極の節約生活ですね。
熊蟄穴 Kuma ana ni komoru
“Bears start hibernating in their dens.” December 12-16
(hibernation;冬眠 den;野獣の住む穴)
冬枯れの
心もしのに道ゆけば
山茶花赤く咲ききそいたり
琵琶湖のほとりの草庵にて
時を生きる旅人
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