春分や 森羅万象 光かな
二十四節気の【春分(しゅんぶん)】に入ります。
春分は、地球の真横から太陽があたります。世界のすべての日の出が真東から、日の入りは真西となります。昼と夜の時間は、ほぼ同じです。光はどちらに片寄らない。陰でも陽でもありません。
太陽とともに暮らし、文明文化を発展させてきた人びとは、春分を一年の始まりにしてきました。
神道をはじめ五台宗教のすべてに、春分を基点としたり大祭があります。占星術でも牡羊座は12の星座のはじまりです。春の節気を三つに分けます。春の盛りの仲春です。
初春:立春(2月4日) .雨水(うすい 2月19日)
仲春:啓蟄(けいちつ 3月5日) .春分(3月21日)
晩春:清明(せいめい 4月5日) .穀雨(こくう 4月20日)
きのう東京の桜が開花しました。これから日を追って各地の花便りが聞かれます。楽しみですね。
Shunbun 春分 Spring Equinox
“The length of a day and night becomes nearly equal.”
March 21- April 4
〔Equinox;昼夜平分時。春分、秋分のこと〕
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七十二候の【雀始巣】に入ります。
「すずめはじめてすくう」と読みます。七十二候の10番目で、二十四節気「春分」の初候です。3月25日まで。
この時季になると、雀が巣を作りはじめます。稲穂をついばみ農家の人に嫌われますが、雀は害虫を食べてくれます。子どものころより、ずいぶん数が減った気がします。
雀始巣 Suzume hajimete sukū “Sparrows start to nest.”
March 21?25 〔nest;巣を作る〕
写真は、出雲大社の参道にある大国主の命です。マザーミワと愉快な仲間4人で「天空ツアー」で行ってきました。
国造り
大国主の
拝(おろ)がみぬ
光あふるる
幸魂(さきみたま)
奇魂(くしみたま)
幸魂は、人びとに幸福を与える神の霊魂。奇魂は、不可思議な力を持つ神霊のことです。大国主の命は、このおかげで「縁結びの大神になった」と、像の前の銘板に書かれていました。
あなたが幸せでありますように 琵琶湖を望む草庵にて
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