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デジタルも良いけど実物にふれる良さを忘れたくないものです

昨日、大学時代のゼミの仲間とオンラインミーティングがありました。
私は歴史学の大学、大学院を卒業しているので、研究の道に進んだ人が多く、次は私のもとの夢だった高校教員をしながら研究をしている方が多いです。

私は中学に配属され、研究から離れてしまい、ゼミの仲間とも付かず離れずな感じでいましたが、校種を問わず社会科の勉強会をするということで仲間に入れてもらいました。ありがたいことです。


コロナ禍前は対面の勉強会だったようで、オンライン開催になったからこそ地方にいる私も参加できます。実にありがたいです。


昨日は教科書の話と、デジタルアーカイブの話が中心でした。

最近どこに勉強にいっても、社会科はやっぱり資料が大事だよねという話になります。
教科書はQRコンテンツが充実してきて、資料を詳しく見れるようになりました。
今は私は歴史を教えていませんが、デジタルアーカイブを使った授業、開発してみたいと思います。

以前見たことあるような気もしますが、日本史ではおすすめのサイトです。
自分自身がまずデジタルアーカイブを見て作品を楽しみながら、授業で使えないか、日頃から探してみようと思います。

歴史を教える機会は最短一年近くありませんが、公民はわりとアクセスできる資料が豊富なので、まずは公民から、生徒が使えそうなデータをさがしてみます。


デジタルアーカイブも良いのですが、
やっぱり実物が一番だよね、ということで、博物館から実物を借りるのもよいのではないかという話がありました。

その話をしている時はまったく意識していませんでしたが、
今日、選挙の授業をした時に、選挙管理委員会からお借りしていた投票箱と投票用紙。


投票箱を持ち歩いていたら、大人の先生方も、
おっ?
と足を止めていました。

子どもたちも、本物ー!と驚いていました。


私自身、もちろん選挙には行ったことはありますが、投票箱を組みたてたりしたのは始めてだったので興味津々でした。


元々出前授業をお願いしていたのですが、衆議院議員選挙と重なってしまい、実現できず、投票箱だけ借りて、スライドとシナリオをいただいて、代わりに授業をしました。
ゲストが来ないということで盛り下がる危険性もありましたが、全然大丈夫でした!


実物って、一つあるだけで違いますね。
もちろんデジタルアーカイブなど、デジタルで触れられるのは羨ましいし、どんどん活用していきたいのですが、本物にまさるものはないなと思いました。

デジタルアーカイブで見た絵巻物を、本物を見てみたい!といつか旅にでる生徒がいたら素敵だなと思います。


最近適当になってきた教材開発、やる気がもどってきたのでまたいろいろとやってみようと思います。

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