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うつ病が治るとは何か心療内科に聞いてみた

僕は半年ほどうつ病を患っていて、会社を休職しています。
その時の理由などについては別の記事で書きました。

現在は状態も良くなってきていて、復帰に向けて考えているのですが、今休んでいるこの環境であれば、確かに良いですが、いざ職場に戻ってあの環境で、と考えると不安が押し寄せてきて、また同じ状態にならないか。とか考えてしまいます。

心療内科にいくといつも「お変わりないですか?」みたいな話をされて、もう少し様子をみましょうかと言われて謎に高い1500円くらいのお金を払って帰ってくるだけだったのですが、

今回は「うつ病が治る」というのはどういうことを指すのか、疑問に思ったので、心療内科の先生に直接問うてみることにしました。

うつ病が治るとは何か

「今の状態は前よりは大分良いですが、何を根拠に復帰できると宣言して良いか分かりません。うつ病が治るってどういう状況ですか。」と僕は聞きました。

「完全に元の状態、感情に戻すのは難しくとても時間がかかります。休むことによってある程度改善するとそこからはなだらかに改善してくるものなので、8割くらい回復して仕事に対しての意欲が出てきた時に復帰をされる方が多いですね。」と先生は答えてくれました。

差し障りのない回答だなとは思いましたが、確かにそれ以上でもそれ以下でも無いよな。という感想でした。

自分がうつ病になった時点で、自分を傷つけた一言や失敗は消えませんし、それを思い出す限りは不安感は消えないので、復帰して何か別の成功体験や喜びを得て上書きしないと安心はできないのは当たり前の話でした。

今の時点での僕にとってのうつ病が治る状態というのは、ぐちゃぐちゃに潰したアルミ缶をある程度原型に戻した状態なのだと理解しました。

時間をかければかけるほどシワは伸ばせるし、元の形には近づきますが、穴が開いてしまったところやシワ自体は消えないので決して元通りになることは無いです。

僕はこれに気づいて少し気楽になりました。ああこの調子で良いんだと。
無理に前と同じ元気な状態に戻ったとしてもそれは自分が無理している状態なので、それに戻る必要性は全く無いので、この今の時点の自分の考え方で仕事と向き合っていけばいいのだなと思いました。

食事について気をつけるべきことはあるか

せっかくなので、食べるものや薬についても気をつけるべきことはあるか聞きました。

結論から言うと、あまり気にする必要は無いとのこと。

今僕は別の記事でオネエ霊媒師に色々と宿題を出されていて精進料理を食べろとかプロテインを飲むなとか薬は飲むなとか色々言われていますが、まぁ医者からすると特別効果はないと。

とりあえず、なんも効果なかったぞってオネエに文句言ってやるために僕はとりあえずやってみてますが、あまり過敏になる必要はなさそうです。

薬についても、色々解釈があると思いますが、気分を安定させたり寝れない時にきちんと寝れるために薬を適量摂取することは症状の悪化には繋がらないとのことでした。まあ医者はそう言いますよね。僕は薬は不要と言って帰ってきました。

スピリチュアル系の効果について

医者が何も改善策を教えてくれないので、いろんなところに相談してたら神社だなんだとスピリチュアル系のアドバイスをもらうようになってしまったんですけど、瞑想とか神社とか効果あると思いますか。敢えて医者に聞いてみました。

そう言うのに効果が無いとは言わないので、必要に応じて実践してみれば良いと思う。とのこと。

これまた差し障りのない、まあそうですよねーという回答でした。

人間誰しも拠り所を求めているので、それが神なのか人なのか金なのか哲学なのか、の違いですもんね。そこで安心できれば心は安定するでしょうし、そういう付き合い方でスピリチュアル系とも付き合って行こうと思いました。

まとめ 心療内科は診断書を出す所です

うつ病が治る状態とは、ぐちゃぐちゃに潰したアルミ缶をある程度原型に戻した状態のようなもので、決して原型には戻らないけど、それはそれで今後の人生をより良いものにするためについた傷なのだと思います。

うつ病のメカニズムははっきりわかっていないと言われいて、ホルモンバランスの乱れだったり、腸内環境の乱れだったり、何かしら乱れてる時に起こると言われています。

食事にしても、スピリチュアルにしてもその人が納得して罪悪感のない状態であることが大事だなと思いました。

そして、やっぱり心療内科は診断書を出す所と思った方が楽ですね。
以前記事にも書きましたが、うつ病は自己申告です。

なので、うつ病が治ると言う状況も自己申告するしかないです。
心療内科の先生は、「もう少し休みますか?」と甘い言葉をかけてくれます。その方が患者も安全だし、医者もお金取れますからね。

答えはないと思います。僕も僕なりの答えを出して、いずれ会社に戻ります。その結果どうなっていくかは今後も書いていきたいと思っています。

今、うつ病に悩んでいる方や、もしかしたらうつ病かも、と思っている方にとってこの記事が少しでも助けになれば嬉しいです。

それではまた明日もよろしくお願いします。

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