スキを5つ押したい ! ( 5 )
色々な方の記事を読んでいて、時折、深い感動、感激、共感できる記事に出会うことがあります。
もちろん、そうした記事にはコメントやオススメもしますが、もっと直接的に想いを伝える方法が欲し
いところです。
そこで僕が考えついたのが「スキを5つ押す」機能で
す。「たった1つのスキでは足りない」気持ちを端的に書き手に伝えるのです。
ただ、現状noteにそのような機能はないので、この場を借りて個人的に5作品、ご紹介いたします。
5名の方々によって、それぞれ書き方や考え方ももちろん違うのですが、3点共通項がありました。
それは、①着眼点の鋭さ、②内容の奥深さ、③素直な気持ちの表現であること、でした。
着眼点が鋭ければ、当然、興味を持って読んでもらえますし、どんな名文や美しい表現であっても素直な気持ちを表現した文章に優るものはありません。
noteにという日々、膨大な記事が投稿される場において、素晴らしい記事を全て見つけ出すことは不可能です。そこで、「私はこの記事に深く感動、感激、共感した ! 」という相互紹介の場があっても面白いのかなと思いました。
この記事では僕が深く胸を打たれた記事を紹介させてもらいますので、皆さんの「推し記事」もぜひコメント欄で教えていただければうれしいです ! 💡
では、早速どうぞご覧ください😊
🔵①
身長162.7cmの目線
( 猿荻レオン さん)
いやぁ、すごい。
すごく深いことを書かれています。
僕の中では今年一番の記事でした。
身長の高い人、犬、赤ちゃんなどの目線を動画つきで紹介し、みんな視線や見えている景色が違う、ということを書かれています。
車椅子の方の目線、視覚障害のある方の目線、ベビーカー目線、お母さんの目線、おじいちゃんの目線。みんな違う。
そしてこの記事はここからが面白い。
「同じ目線でも見えているものは人それぞれ違う」という視点で話が展開します。
目線は人の数だけある。
何を見て、何を感じて、何を覚えているか。
自分の好きなものばかり見てはいないか。
そして最後にこう締めくくられている。
「多分私には、赤ちゃんが目線を変えるたびにワクワクするみたいに、まだまだ見えていないものがたくさんある気がしている」
着眼点の鋭さにしびれる記事でした😊
🔵②
さよならあの日のロッテンマイヤー
( とき子 さん)
とあるnoterさんがお勧めされていたことからこの記事にたどり着いて読んでみると、内容の興味深さに一気に引き込まれました。
『アルプスの少女ハイジ』に出てくる、クララの教育係、ゼーゼマン家の家事の一切を取り仕切るロッテンマイヤーや、『火垂るの墓』で清太と節子を預かった叔母さんを引き合いに出し、子どもの頃に気づかなかった大人の気持ちを書かれています。
子どもから見た大人、大人から見た子ども、という2つの視点を双方から描きながら、立場によって感じ方が全く異なることを説いておられます。
子供心に感じた大人への疑問を、不快感や怒りや憎しみを、パズルを解くように大人心で紐解いてみる。大人も案外迷っていたのだろうなと、今になって突然理解が及ぶことがある。逆もまた然り。
深い深い共感に包まれる記事でした😊
🔵③
「それがあなたの幸せとしても」/歌って、はじめて気づくこと。
( 桜小路いをり さん )
いつも様々な曲と感想を紹介してくださる桜小路いをりさん。音楽を「鑑賞する」というのはどういうことなのか。いつもと趣の異なる曲を紹介しながら自身に自問自答していくような記事です。
曲は、「それがあなたの幸せとしても」。
自ら命を絶とうとする人に対して、「それがあなたの幸せとしても、私はあなたにいなくなってほしくない」と切実な気持ちを歌う曲です。
実際に「聴く」だけでなく歌ってみると、胸が締め付けられるように苦しくて、でも不思議な脱力感や無力感が立ち込めてきたと言います。
歌えば歌うほど、感情を込めようとすればするほど、歌詞を想えば想うほど「ああ、私には歌うことしかできないんだ」と。
歌人の木下龍也さんの「生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね」という短歌があるそうです。
まさにそんな、答えのない問いに必死に答えを見つけ出そうとする姿が胸に刺さる記事でした。
🔵④
変わりゆくものと、変わらないもの。
( ひいろ さん)
内容の何と深いこと。こちらの記事の感動は、僕の記事へのコメントを引用させていただきます。
こういうすごく深い内容をさらっと読みやすく書かれるのが、いつも「すごいなぁ〜」って思います。
この感動をぜひ皆さんにも😊
🔵⑤
小説「田舎町の地味な書店員そこで輝く本屋の物語✨」
( 海caretta さん )
筆者が書かれた小説とのこと。
ドラマにして観てみたいような、何ともロマンチックな記事のように感じました。
とても素敵な世界観なんです。
主人公は就職活動に苦戦し、疲れ果てた大学生。
ある日、地方の小さな町にあるレトロな喫茶店に入ったことから自分の人生が変わり、町そのものも活気ある町に変えていってしまう、というお話。
これだけの小説が書ける海carettaさんてどんな人なんだろう。興味は尽きません。
小さな書店が続々と潰れていく昨今、こんな店が実在したら素敵だなぁと心から胸にじんわりとくる物語です。個人的にはシリーズ化してほしいくらいハマってしまいました😊笑
全ての本好きの方々、本を書く方々への最高のエールが詰まった秀逸作品です✨
以上、紹介したい記事は数多くありますが、今回はここまでにしておきます。次回、またお楽しみに !!