#18全体像を把握する力。目次に秘密あり。
皆さん、こんにちは。
サッカー、旅行、読書、Voicy好きのコウチャンマンです。
本日もこの記事にたどりついていただき、ありがとうございます。
先日読んだ本について、記事にしていきます。
「FUTURE EDUCATION 学校をイノベーションする14の教育論」です。
ノーベル化学賞受賞者の野依良治さんのお話が掲載されていました。
その中で「自分で問題を見つける力」が必要だと論じておりました。
(これはあくまで一部ですのでご了承ください。)
そのためにも「全体像を把握する力」を身に付けないといけないとのことです。
書籍や論文には「目次」というものがあり、そこから全体構成を考える。
そして、自分の考えを持ってから読み始めることが重要だということ。
自分に当てはめてみると、本をそれなりに読んできましたが、目次を見たことなどほとんどありませんでした。
ということで、早速試してみました。
(試してみないと気が済まないので・・・)
緒方健太郎さんの「新時代の話す力」を読み始めるところだったので、目次をじっくり読んでみました。
最初に理論があって、5章は自分の振り返り、6章以降にスキルがあり、最終章にどう発信するかの術がある。
そして、最後には多くの人の話し方の具体例が紹介されている。
「自分にとって重要なのは5章かな」「3章と6章にはこの部分でつながりがあるな」と思いながら読み始めたところです。
正直、こんな気持ちになって本を読み始めたことはなかったので、とても学びになりました。
皆さんもぜひ試してみてください。
でも、その時ふと思ったのです。
「これって、本当に学校教育で指導されていないのか?」と。
よく思い出してみたら、実際に自分も指導していたことがありました。
入試等における問題の取り組み方
「テストを受けるときは、最初の3分くらいでどんな問題があるのか全体をつかむんだよ。」
こんなことを私も言っていましたね。
皆さんも受験生のときに多くの人から言われたのではないですか?
大学入試の時には、解きやすい問題から解いたり、問いを見てから文章を読んだり、次の問いを読むことで今の問いのヒントになったりと。
テストや問題の全体像をつかむことで解きやすくなったのを覚えています。
でも、それが読書の時に「目次を読んで全体像をつかむ」ということに結びついていなかったのです。
ということは、知識と知識が結びついていないがために、自分の力になっていなかったということです。
だから入試のテクニックのようなもので止まっていたのです。
このような事例は他にも多くあるのではないかなと思います。
皆さんも身の回りや今まで学んできたことを振り返ってみてください。
必ず結びついているものがあるはずです。
それを書き出して線で結んでみたり、誰かに伝えてみたりしてください。
そうすると意外と気付くものですよ。
これこそ、「自分で問題を見つける力」につながるのかなと思います。
これからもこのような気付きを発信できたらなと思います。
皆さんにとって役に立てたら嬉しいです。
そして、コメントしていただけると助かります。
それではまた次の記事で!