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呼吸は、吐かないと吸えないんです

呼吸は、先に吐く、吐いてから吸う
初めて聞いたのは、看護学生の時。次は、看護師として働いている時。

当たり前のことだけど、意識しないとわからないこと。
そうして、ゆっくり吐いてから、吸うと、なんだかスッキリするような気がするんです。


呼吸は、お腹で吐いて吸う

看護学生の時に、呼吸は吐いてから、吸うって習った時はすごく新鮮でした。「あーそっかぁ・・・」って軽い納得感。

そうして、看護師になり、最初は外科の病棟にいたんです。

外科の病棟では、手術をする患者さんがいますので、術前の呼吸の練習をします。

ゆっくり、腹式呼吸。
おなかをへこまして吐く、おなかを膨らまして吸う。
これは胸と腹の間にある横隔膜をきちんと上下することで、肺の下の方も、しっかり膨らませましょうっていう練習でした。

緊張すると、息が浅くなり、胸だけの呼吸になりませんか?

肺の下の方まで膨らませるようにって、意識して、イメージして呼吸をしてもらうことで、呼吸の練習にもなるし、手術前の緊張がほぐれますよって説明していた気がします。

それから、看護師をやめて子育てに専念していた時期があったのですが、少しづつ復帰していろいろ勉強していた時に、訪問看護の研修を受けていた時期があるんです。(訪問看護はしなかったのですが)

この時に、呼吸リハビリテーションというものを習いました。

しっかり、息を吐ききる

呼吸の補助をするのは、理学療法士だったり看護師。
息を吐くときに呼吸に合わせて脇腹のあたりをしっかり押さえて、息を吐ききる介助をするんです。体が弱って、うまく呼吸ができない人には、介助をすることで息をしっかり吐けるように援助するのです。

呼吸ってしっかり吐くことができれば、吸うというより勝手に空気が入ってくる感覚になります。

研修を受けている人同士でやってみると、自分でもびっくり、新鮮な体験でした。そして、吐くことの大切さを学んだのです。

ヨガに通い始めました

4月から、私の住む町の健康体操教室、ヨガの教室に週1回行っています。

1回200円、1時間。
なんともお得な感じで、軽い気持ちで通うことが出来ているのですが、ヨガって体を動かし、それに合わせて呼吸を意識して行うのですが、なかなかうまく出来ない・・・。

先生が言う通りに体を動かすということに集中してしまい、呼吸に集中するということが出来ないでいるのですが、体の動きに合わせてしっかり吐く、吸うができるように頑張っていきたいと思っているところ。

そんな出来事から、呼吸は吐くが先だったな、そんなことを思い出したのです。

吐くからうまくいく

呼吸は、最初にしっかり吐けば、勝手に吸うことができる。
つまり、自分で息を吸おうって思わなくても、勝手に空気が体に入ってくるんです。

だから、しっかり自分の中のものをすべて出してしまうと、必要なものは勝手に入ってくるんだよなぁ・・・って思うのです。

悩んだ時は、全部吐いてしまう。そうすることで何か解決の糸口が見えることもあるかもしれない。

「足し算ばかりじゃなくて、引き算から」って聞いたことがありますが、人のキャパなんて限られているのだから、足し算ばかりじゃあふれてしまう。引き算をして(いらないものは出して)、余白を作れば、自分に必要なものは入ってくるんじゃないか、そんなふうにも思うのです。

なにか、うまくいかないなぁ・・・。そんなこと思う時は、しっかり吐いて呼吸をする、身の回りの整理をする。そんなことで、少し良くなることもあるかもしれません^^。

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