舌は内臓の鏡
中医学で、『証』を見立てるときには、四診という診断法を使います。四診とは、望診、聞診、問診、切診をいいます。体つきや声色、肌色、脈(日本では医者のみができます)、舌をみたりしてお悩みの方の情報を集めます。
その中でも『舌診』は、内臓状態の重要な手掛かりになります。舌は内臓の状態を表す鏡と言われれています。
このように、舌はからだの状態の重要な手掛かりになります。特に内臓、脾胃、消化器官の状態を反映しています。
一般的に元気な舌とは、薄ピンクで程よい大きさで自由に動けます。舌苔も薄っすら白色で、適度に潤っています。子供さんたちの舌がお手本になる場合が多いとされています。