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みっきーのリアル登山者の端書き#560『常温パウチ食品』
登山料理をするにあたって、一番重要なのは食材の選定です。
冷蔵品・冷凍品も運べないこともないですが、保冷剤や保冷バッグなどが必要で装備重量が増してしまいます。
また、素材そのまますぎる、例えば玉ねぎを丸々一個持って行ったとすると、皮や芽などの不可食部が発生して、生ごみを持って下山することとなり、ちょっと面倒になります。
なので、
①常温保存できる
②ある程度加工されており、全部を食材として利用できる
ということが大事で、さらに言えば
③使用されている容器包装の開封後のゴミとしての嵩が少ない
ということも挙げられます。
①②を満たすだけなら缶詰があるのですが、缶詰は空き缶の扱いが嵩張るし大変になります。
なので③という要素があると更に良いことになります。
①②③を満たしてくれるのが、食品スーパーなどで簡単に買える市販の常温パウチの商品です。
近年では種類も豊富で、魚、野菜、豆類などが色々揃っています。
過去に触れた登山レシピの中にもそうした物が使われていますね。
登山の回数が頻繁だったときは、必ずこの商品群の売り場を見て、新商品などの情報をキャッチしてどんなレシピが新しく作れるかを模索していたものです。
そうして自分自身の登山者としての購買・消費行動を振り返ってみると、「目的」が明確なことがわかります。
自分が商品を提供する立場となるなら、そうした消費者の立場での「目的」をしっかり理解することで、相手をワクワクとさせる商品づくりができるということを改めて感じさせられますね。