私の鬱期はこんな感じ
絶賛鬱期(を少し抜け出したところ)なので、せっかくならということで、リアルタイムでここ数日の様子を残します。
まず基本が外に出たくない人間なので、土日の休みで“外行きの自分”がどこかにいってしまう。“お外嫌だ”の自分と交代するのだ。これを連れ戻すのが大変。今回は戻ってこなかったパターンです。
土曜日。予定なし。家から出ずに一日を過ごす。
日曜日。夕方から整体と美容院。メイクしたし外にも出たし人とも喋った。元気なつもりだったが、夜寝る前に遺書を編集したり新たに書き足したりしていたため、希死念慮が出ていたのかな〜と今になって思う。
月曜日。仕事。目は覚めるが体が動かない。どうしようと焦る気持ちで目はバチバチだが、それに反して体は動かず天井を見つめる。涙が出てくる。欠勤。
14時頃にやっとリビングまで移動できたが、その後もソファーから動けず気づいたら座ったまま寝ている。ここにいてもやれることもないし、明日早く起きて調子を整えて出社できるように18時半に自室へ。19時には就寝。
火曜日。今日も無理だ。欠勤。もう明日も休みにしてもらった。ちなみに12時間ほど布団にいたがほぼ寝ていた。体が痛い。朝と昼に頓服薬を飲んだからか、昼になったら活動スイッチが入った。外に出て散歩をしつつ公園のベンチで日光を浴びる。帰りにスーパーに寄り帰宅。夕飯も作ることができた。
明日実は友人との約束があるのだが、リハビリとして行くつもりでいる。今日の調子であれば大丈夫そうだ。
前回12月のクリスマス前に調子が悪くなった時も、職場復帰の前日に別の友人との約束があった。会話やコミュニケーションのリハビリをしてもらったらかなり自信になった。
「仕事休んでるのにな」という後ろめたさはもちろんあるが、“起き上がって支度をして家を出る”というハードルを少しでも下げたい。それには“外行きの自分”が必要なのだ。
と、まぁ私の場合は一応“冬季鬱病”と診断されているので、今の時期に不調なのは納得できる。
ただ、希死念慮、劣等感、外出することへの不安、毎日“今日こそ休んでしまおうか”と思いながら家を出る、明日がこなければいいのにと思いながら夜を過ごす、休日はほぼ寝て過ごす(起きてても動けない)のは一年中変わらない。
抗不安薬・低容量ピル・抗鬱剤を飲んでいても症状は消えない。もう私という人間の一部になっている気がする。
現在処方されている抗鬱剤は特に季節性鬱に特化したものだと説明を受けている。
確かに明らかに鬱の症状が出て仕事や外出に支障を来すのは秋〜冬だ。ただ、春でも夏でも突発的に症状が出ることもあるし、冒頭に書いたような症状はずっと続いている。結局一年季節性鬱病の抗鬱剤を飲んでいる。
先生は信用しているし、去年に比べると症状はかなり軽くなったが、一周したところでこのままで良いのだろうか?と思い始めた。次回の診察で相談してみよう。
私はマイナスの状態の自分がとにかく嫌。でも長年戦ってきて気持ちでどうにかできるものではないとわかった。治療前、特に甘えられる人にはこのどうしようもない憤りをぶつけてしまっていた。それに対して後悔して、落ち込んで…の繰り返し。
なるべく起伏が安定していて上下がない人間になりたい。
でもマイナスを0にすることは難しい。
であれば、プラスの感情を抑えよう。
低容量ピルを飲み始めてから驚くことにプラス1〜2になることも出てきた。先のことにワクワクしたり、楽しい!という気持ちが強く出てきたり、数年ぶりの感情に感動した。
ただ、これを素直に出してしまうと、マイナスとの差が大きくなってしまう。
気が大きくなったり、人にハイテンションで接したくなるときもあるが、ぐっとおさえてなるべく出さないようにしている。
正解がなんなのか?それは私なのか?ずっとそうして生きていくのか?全然わからないけど。
自分自身が起伏が激しい人が苦手だから、そうなりたくない気持ちが大きい。
明日はできればお昼までには起きて、出かける前に神社にお札を納めに行きたいなぁと考えている。
できれば花丸。できなくてもまぁいいか。
おやすみなさい。