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2024年3月5日 最近の読書とスタバ


読書のこと

読了本

  • 『図書館』 ゾラン・ジヴコヴィチ
    すごく良かったです!
    図書館をテーマにした六篇が収められた短編集。
    全体的に不思議な雰囲気が漂っていましたが、あとがきにあった『不条理』という言葉がちょうどピッタリかも。
    本好き、図書館好きにはたまらない一冊だと思いました。
    わたしが1番好きな話は『夜の図書館』で、自分の人生を読むという特殊体験の描写がゾワゾワしました。
    ゾラン・ジヴコヴィチさんはセルビアを代表する作家だそうですが、今年は様々な国の作家の本を読みたいと思っていて、たまたまそのアンテナにかかった一冊で、本との良い出会いがあって嬉しい読書体験でした。

  • 『神と黒蟹県』 絲山秋子
    面白かったor面白くなかったで言えば、面白かったという感想になるのですが、一味足りないというか、ドラマ性がもう少しあると良いなと思いました。
    架空の県を舞台にした物語で、田舎の人間関係あるあるのパートは、すごくよく描けているなと感じる反面、もっと登場人物を少なくして深掘りして欲しいなと思いましたし、神が人に化けて登場するパートは、神のキャラが中途半端で、もはや神とは普通のおじさんなんじゃないかなと…。
    文章は読みやすくてスイスイ読めるし、巻頭の地図や章末の用語集も凝っていて良かっただけに、ちょっと残念かも。

  • 『卒業生には向かない真実』 ホリー・ジャクソン
    『向かない』シリーズ三部作完結編。
    文庫ですが600ページ越え、しかも1・2作目の内容どんなだっけ?と思い出しながら読んだので読了までに1ヶ月以上かかりましたが、半分ほど読んだところからは一気読みでした。
    衝撃のラストという噂の本作でしたが、第一部の最後でかなりの衝撃があり、そこからはちょっと日本の小説ではあり得ない展開で驚きました。
    謝辞によると『刑事司法制度やその周辺の実態に対する怒り』がこの作品のテーマだそうで、なるほどと思いましたが、私は正直、爽やか青春ミステリーの1作目、2作目のテイストが好きでした。

読んでいる本

  • 『受験生は謎解きに向かない』 ホリー・ジャクソン (10%)
    シリーズ最新刊ですが、続きではなくて前日譚とのこと。
    中編なので、すぐに読み終えることが出来そうです。

  • 『コモンの「自治」論』 斎藤幸平,松本卓也編 (30%)
    こちらは読書停滞中。そろそろ読み進めたい。

  • 『マリアビートル』 伊坂幸太郎 (Audible)
    話題の『777』に向けて聴いている、殺し屋シリーズ2作目。
    半分ほど進んだところで、前作の登場人物も出てきたりして、盛り上がっているところです。
    後半はどう展開するのかな?

  • 『名探偵のいけにえ』 白井智之 (55%)
    これ…人が死にすぎじゃない??と思いつつ読んでいます。

  • 『シャーリー・ホームズとジョー・ワトソンの醜聞』 高殿円 (30%)
    日本人の方の作品ですが、翻訳ものっぽい雰囲気を感じる本です。
    ちょっと序盤の設定が無理あるかな?なんて思いながら、ホームズとワトソンの名前を持つ二人がどのように活躍していくのかを楽しみに、読み進めたいと思います。

  • 『ぎんなみ商店街の事件簿 Brother編』 井上真偽 (10%)
    まだ読み始めたばかりなのですが、視点人物が高校生なので、青春の香り。続きが楽しみです。

図書館から借りた本

  • 『ぎんなみ商店街の事件簿 Sister編』 井上真偽
    Brother編を読み始めたところで、ちょうどSister編も予約の順番が回ってきました。
    どちらから読んでもOKのようなので、順番に読むか、並行して読むか、悩み中です。

スタバのこと

オンライン限定のスターバックスカードが可愛い

桜商品第2弾が始まりました。

私は、スターバックスカードを集めているので、店頭販売の新しいスターバックスカードと、オンライン限定カードを購入しました。
オンラインの方は、今見てみたら売り切れのようですが…とても可愛くて、アプリに入れると桜がヒラヒラ動きます。

今日(3/5)からハミングバードプログラム

毎年この時期行われるハミングバードプログラムが、今日から始まりました。
スターバックスカードを通して寄付ができるプログラムなのですが、ハミングバード専用カードを購入する必要があります。
※過去のハミングバード用カードでもOKだそうです。

今年のカードのデザイン、とても可愛いので今年も買います(まだ買ってません)。

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