産後の読書は控えめに
ご無沙汰の投稿です!
7月下旬に、第一子となる男の子を出産致しました!!
晴れて「妊婦薬剤師」から「かーちゃん薬剤師」になりましたあああ
ありがとうございます!!!
産後1ヶ月経ちましたが、いやあ、世の中の母たちはすごい…!
妊娠、出産、その後の子育てと本当に目まぐるしく状況が変わり、それに伴って体調も大きく変化。
心身ともに対応していかなくてはいけません。
普段は元気だけが取り柄のような私ですが、結構きついなと思うことが多々あります。
これを世の母たちは乗り越えて、立派に子どもを社会へと巣立たせているのですから、本当に頭が下がります。
その仲間入りができるよう、私もしっかりやっていきたいですね〜
さて、「産後の女性に本を読ませてはいけない」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょうか。
私もこの1ヶ月、できるだけ目や体を休ませることを意識して過ごしてきました。
これは「目を使うのを控えましょう」という意味合いが含まれているのですが、中医学の観点からその理由が説明できます。
産後の女性は目が弱っています。
中医学では、自然の事物や体の働きなどを五つ(肝、心、脾、肺、腎)に分類する五行学説という考え方を用いますが、その中の「肝」は経絡という通り道で「目」と繋がっていると考えます。
そして「肝」の大切な機能として「血を蓄えること」があります。
これは解剖学的な「肝臓」の機能と似ていますね。
肝臓も多くの血液を貯めて、全身の糖や脂質を調節したり、様々な物質を代謝、解毒しています。
その「肝」に貯められた血が経絡を通して目に送られることで、目は営養を受け取り元気になると考えるのです。
しかし、妊娠中に血液は子宮に最優先に集められ、出産でたくさんの血液を失います。
すると「肝」の血も足りなくなり目も弱りやすくなる、というわけです。
産後に本を読まないことで、お産で弱った体を守り体力回復を促すことになるのですね。
もちろん本だけでなく、今はスマホやテレビなんかも控えた方が良いでしょう。
私もできるだけ携帯を触らないようにして、ひたすら食って寝て過ごしていました!
「出産は全治8ヶ月の事故にあったのと同じダメージ」と言われる通り、私自身も母体ダメージが想像以上にありました。
貧血、会陰の傷の痛み、骨盤の緩みからの痛みなど…
産後1ヶ月を過ぎ、少しずつ体の調子も戻りつつあります。
(体型、体重はまだまだですが…泣)
また、少しずつ投稿をしていきたいなと思っています!
書きたいことは山ほどあるんです!!!
息子の寝ている隙に、私の体力気力があるときに、無理せずやっていけたらと思います〜