これできっと大丈夫!ダイエットで得られた3つの自信!あかりのマタニティ日記vol.3
こんにちは!
現役妊婦薬剤師のはとりあかりです!
さて、前回の記事でお話ししたように、薬局のご縁で参加したダイエットの経験と知識が、現在妊娠中の私の大きな支えになっています。
今回はその理由も含めて綴っていこうと思います〜
どうぞお付き合いください♪
ダイエットの基本は、栄養療法
ダイエットで一番大切なのは「食事」です。
当たり前のことですよね。
昔からよく「〇〇ダイエット」なんてものが登場し、流行っては廃れていきますが、私はそれはまやかしだと思っています。
例えば少し前から話題になっている「糖質制限ダイエット」。
下の図の通り、「糖質=食物繊維以外の炭水化物」を指します。
例えば、お菓子などに含まれる砂糖、果物に含まれる果糖、そして米やパンなど主食に含まれる多糖類がこれにあたります。
これらを制限すると、確かに抜群の減量効果が期待できます。
しかしそれは一時的なもの。
漢方では米などの穀類は「補気」作用があると言われ、体を元気にしてくれます。
糖質制限でお米などを減らすと、体のエネルギー産生能力が減少し、長期的にみると痩せづらくリバウンドしやすい体になってしまいます。
またNHKでも特集されていたように、糖質抜きで死亡率は1.3倍に。
血管がボロボロになって動脈硬化、心筋梗塞などになりやすくなるのです。
やはり、極端な食の偏りは体を壊すことに。
極端な食事制限に反対の私がダイエット中に意識して摂っていたもの、それは
「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」です!
タンパク質は筋肉や血、ホルモンの材料になるため、痩せやすく若々しい体作りには必要不可欠!
アスリートやボディビルダーの方達も日々上手に摂っていますよね。
そしてビタミンやミネラルは、全身の細胞でのミトコンドリア(エネルギー産生工場)の働きを活発にし、燃えやすい体を作ってくれます!
タンパク質よりも、むしろこちらを意識して摂ることが重要ではないかと思っています!
もちろん糖質も適量をしっかり食べていました!
日本人はやっぱり米ですから♪
ダイエットは「体を本来の状態に戻す」こと!
「〇〇ダイエット」のように偏った方法は体を壊します。
ダイエットとは、体を本来の正しい状態に戻すこと。
結婚するまで実家暮らしだった私は料理の基礎も身についていませんでしたが、3ヶ月間のダイエットプログラムを通して、こうした栄養の知識を身につけることができました。
正しい食事をして、ホルモンや細胞を正常な働きに導き、結果として適正体重になっていく。
世の中の食事は乱れに乱れています。
少しでも多くの方が、食事と体の関係にもっと関心をもってくれるといいなと思います。
今の私を支える3つの自信
ダイエット経験を通して得られた自信、それは以下の3つです。
1. 体重管理の方法
2. 体に良いものを選ぶ目
3. 食べものに感謝する気持ち
1、体重管理の方法
妊娠経験のある方なら皆さんよくご存知だと思いますが、妊娠中の体重管理はとても大切です。
と同時に、難しい課題でもあると思います。泣
私の母親世代だとそこまで厳しく言われなかったようですが(うちの母は16kgくらい増量したとか!)、現在では以下の基準が厚生労働省から推奨されています。
痩せ過ぎ太り過ぎどちらにせよ、この基準から大きく外れれば外れるほど、妊娠中や分娩時のリスクは上がると言われています。
例えば切迫流産や早産、妊娠高血圧や糖尿病、低体重児や巨大児、分娩時出血過多など。
怖い文字が並んでいますよね…
少しでもリスクを減らすためにも、体重管理は意識していきたい!
そんな時に役立っているのが、ダイエットの知識!
極端なダイエットをすることなく健康的に痩せることができたので、その時の食事をそのまま継続するだけで、今は体重増加をある程度抑えることができています。
まあ、増えることは増えますけどね笑
2、体に良いものを選ぶ目
上に書いたような栄養療法が、妊娠へ向けた体づくりや赤ちゃんの成長において、とっても大切です!
実家暮らしの頃の私であれば、お腹に命が宿った時「何をどう食べたらいいんだろう?!」とパニックになっていたに違いありません。
そしてネットの怖い情報に踊らされて、不安とストレスにまみれた日々を送っていたことでしょう。容易に想像できます。笑
体に、そして赤ちゃんに良いものを選ぶ目ができたことが、ダイエットプログラムに参加して得られた、大きな収穫であったと思います。
ただし、体重管理に関しても赤ちゃんに良いものを選ぶことに関しても、そこまで神経質になる必要はないと思っています!
つわりの期間はそんなこと考えている余裕はありませんし、食べられるものを食べたら良いのです!
お母さんがストレスを抱えることが1番避けたいこと!
私自身食べづわりを経験しましたが(今もまだ少しありますが)、こればっかりは仕方ないと思います。
出来る範囲で、ゆるりとやってゆきましょう。
(それに、実はつわりの頃の食事内容は赤ちゃんへの影響はほぼないって、ご存知でしたか?私は妊娠するまで知りませんでした!それはまた別のブログでお話しを♪)
どこまで気にするか、というのは人によると思います。
ですが、私にとってはダイエットの経験が「こんな食事をしていれば大丈夫」と思える安心材料になったのは間違いありません。
3、感謝して食べること
ダイエットの時に「mindful eating」というものに出会いました。
これは五感を使って食事を楽しもう!というものです。
ダイエットの時は多少なり我慢をしていたこともあり、食事への感謝の気持ちがすごく芽生えました。
毎日ご飯を食べれるというのが、どんなに幸せなことか。
お米を一口、じっくり噛んでいるだけで涙がじわ〜っと…
ちょっとやばいですよね笑
でも、そんな当たり前のことに日々感謝して生きること。
これだけで心は穏やかに。
お母さんの感情は直に赤ちゃんへ伝播されます。
こんな気持ちでいれば、きっと今私のお腹にいるぱくちゃんにも、良い影響があると思うんです♪
妊娠中は、2人分の体を作るための栄養が必要になってきます。
「小腹が空いたからお菓子〜」もありですが、「体を作る栄養」を日常的にきちんと摂っていきたいですね!
ダイエットも、妊活中も、妊娠中も、そして子育て中も。
大事なのは「食」に他ならないのです!
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最後までお読みいただき、ありがとうございます!
もし食事や普段の生活習慣などで不安なことがありましたら、ご相談くださいね。
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