見出し画像

読書記録


今日読んだ本

人生にゆとりを生み出す知の整理術
著者pha 大和書房
重要度:高

散歩ついでに寄った図書館でぶらぶらしてたら見つけた

◎共感したこと、気づきのきっかけになったこと
 以下本文引用した。

①制限は力
  選択肢が多すぎると逆に何をやったらいいかわからなくなってしまう。できることが限られていたり、できないことが多いほうが、かえってやれることとやるべきことが限定されてそれに集中できる。

②ぼーっとする時間作る
 頭の中で新しい情報を消化して自分のものにするのにも、しばらく時間がかかる。寝るときやぼーっとする予定があるときは、その前に頭の中に言いたいことや考えたいことをインプットしておく。

③気持ちを言葉にする
 「文章というものは、自分の中である程度終わっているものや、ある程度一段落しているものについてしか書けない」ということだ。言葉にするということは、自分のものにするということだ。問題に名前を付けることは、問題に対処する第一歩だ。


◎感想
 制限は力ということに、本当にはっとさせられた。今の自分は、環境を変えようと思っていろんなところを探しているが自分にとってのこだわりや譲れない部分が多くてわがままなのかなと思っていた。
 今まで無数にある選択肢の中で何が自分に合っているのか全然わからなくて、試して壁にぶち当たって、何度も動けなくなったり泣いたりしてきた。それでも毎回次はあれをやってみようとか、これはやめておこうとかわかるようになってきた。
 この間自分のあり方を初対面の方に見てもらう機会があって。私はトライアンドエラーを何度も繰り返せる人。失敗があってもそれを次に活かせる人。言われてそうだろうなあと思った。
 そしてこの本でこの気付きを得て。自分にはできないこと、やりたくないこと、好きなこと、譲れない大切なことがあるからここまで来たんだなあと。
 自分に合っていないことには、勝手に制限がかかる。体と心に限界が来る。そういう時間を経て自分の本当の姿が明らかになっていく。そして自分がやりたいけどできないと思う心、無意識に課していた限界を超えていける。そういうことなのかなと思った。


 ぼーっとする、もすごく大事にしていて。最近は自分にとって良いインプットをする余裕が無くて。心がずっと空っぽだった。何か伝えたいけど言葉にならない。体も動かせない。
 それはインプットもなければ、本当にぼーっとするもできていなかったからかもしれない。仕事だけ行って、やりたいこと好きなこと我慢して。ぼーっとしててもスマホを触って。しんどくなって。 
 自分にとって心地良いインプットとぼーっとする時間、そして誰かに伝えるというアウトプット。それが自分にとっての幸せだな。


 気持ちを言語化することは意識してきた。手書きのノートに書いたり、日記アプリに書いたり。でも人に話すことは減らしていた。それでも私は人に話しているほうだと思っていたし、人生についてを話すと相手の負担になるかなと思って。
 3月に入ってから少しずつ自分のあり方や幸せについて話すようになった。そしたら自分でも泣くほど大事にしていることが、言葉になって出てきた。そういう日は、ランランして眠れなかったり、すっきりして眠れたり。いろいろだけど、日に日に自分のあり方を信頼できるようになってきた。
 「なんとかなる気がするんだよな〜」「私って今はこれを一番大事にしたいんだな〜」「誰かに何か言われても、私にできることは私が一番知ってるし、それで誰かの力になれる確信があるんだよな〜」と呟いている。

 言葉にすることで、眼の前の事象の関係性や構造がわかるようになる。そうすると感情的になっていた心が問題から離れて楽になる。そしたら判断の精度が上がって、より自分らしくなる。それをこの2週間で実感してきた。


◎気づき
 読書をして、ぼーっとして、言語化して、ノートに投稿する。それはとっても楽しい。この本に書いていたことを今やっている。それもまた嬉しい。その経過を見返すことも楽しい。日に日に自分らしくなっている。家族や友人、本を書いた人たちと関わって、自分が相対化されて自分を理解できるようになっている。あれもやりたくないこれも怖い、そういう自分の思い込みを越えていけたらいいな。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?