しあわせになる?日本神話にも出てくるケセランパセランの正体は?
今日も暑いです。
熊本は空気が澄んでいるので、直射日光の紫外線がハンパなく、服を来てても肌にジリジリ来て、暑くて庭に出れません。
草刈りも思うように進まず、早朝の水撒きで暑さにダウン。
気がつくと、庭木が植えてもいないのにガガイモに覆われていました。
ガガイモの花って小さくてかわいいので好きなのですが、繁殖力がすごいです。
だから抜かなきゃと、思いつつ、かわいい花見たさについそのままにしてしまう雑草なのです。
今日は、そんなガガイモをご紹介。
〈ガガイモ〉
和名 ガガイモ、蘿藦(ラマ)、鏡芋、芄蘭
英名 rough potato
キョウチクトウ科 ガガイモ属 蔓性多年草
学名 Metaplexis japonica
属名の Metaplexis は、ギリシャ語の
「meta(共に)」+ 「pleco(編む)」が
語源でガガイモ属を表す。
種小名の japonica は日本のという意味。
原産地 中国 朝鮮
草丈: 1.3~1.8m
花期 8月~9月
〈食用としての利用〉
全草に毒があり、毒性が少ない、新芽やオクラのような若い青い実は食べる事ができます。滋養強壮によいそうです。
〈食べ方〉
新芽や若い青い実は酢水で茹でて冷水にさらし、煮物やお浸し、和え物、酢の物、炒め物、天ぷらなどに使えます。
〈毒性〉
ガガイモは、全草に毒性成分のアルカロイドを含んでいます。特に根に多く含んでいます。
食用の際は注意が必要です。
〈漢方としての利用〉
生薬名 蘿摩子(ラマシ)
青い実の種子を取り出し、天日乾燥させた物を止血、滋養強壮、強精薬として利用。
葉も同様に用いられます。
生葉や茎を切ると出る乳液は、イボ取りに効果があると言われ、その他にも、蛇や毒虫に嚙まれた時の止血によいと言われているそうです。
いちぢくやパパイヤの乳液もイボ取りに良いと言われているので、成分的に似てるのかもしれませんね。
さて、見つけるとしあわせを呼ぶと言われる謎の生き物、ケサランパサランを知ってますか?
ケサランパサランの正体は、ガガイモの種子の綿毛だともいわれています。
ガガイモは風媒花(ふうばいか)と言って、果実は袋果で、中に綿の毛生えた種子作り、その種子についた綿毛を風に乗せて飛ばして繁殖します。
ちょうどお庭に咲いていた同じキョウチクトウ科のオキシペタラム(ブルースター)も風媒花です。
たんぽぽよりはるかに大きな、ふわふわの綿毛は、手に乗せると風にそよいで、ふわふわ動くので生き物みたいでかわいいのです。
かわいいという気持ちは、エネルギー的には波動の周波数が高いので、しあわせな気持ちになります。
この波動が、共鳴して、同種の法則で同じ波動のしあわせを引き寄せるので、幸運に恵まれるのかもしれません。
これこそ、その人の感じ方によって波動は変わるので、まんざら嘘でもないと思います。
また、ガガイモは、日本神話や古事記にも登場します。
その続きはまた!
植物って、本当に個性豊かで楽しい。
自然の恵みに
感謝♾️合掌
参考元