春が近づいてきましたね。
今年から借りた畑で、ふきのとうがたくさん出ていました。
民間療法では、ふきのとうは、胃もたれ、食欲不振、痰きり、咳止めなどとして、細かく刻んで、味噌汁に入れたり、ふきのとう味噌として食べたり、煎じて飲んだりして使われてきたそうです。
ふきのとうの栄養については、改めて触れるとして、高い栄養価の中に、アルカロイドも含まれており、少量だと、体内の有害物質を排出したり、肝機能を高める働きがありますが、取りすぎると、下痢をすることがあるため、少量取るのが良いとされています。
ふきのとうは、白米の代謝の過程で不足しているビタミンB群も多いので、ふきのとう味噌にしてご飯のお供にとても良いと思いますり
畑のオーナーさんから、ふき味噌の作り方を教わりました。
〈ふきのとう味噌〉
〈材料〉
・ ふきのとう 20個くらい
・ 塩 ひとつかみ(茹で用)
・ 味噌 大さじ2
・ 有機てんさい糖 大さじ2
・ りんご酢 大さじ1
・ いりごま 適量
〈作り方〉
① 硬い皮と黒ずんだところをとり、水洗いする。
② 沸騰したお湯に、塩をいれ、2〜3分ほど茹でる。
③ ②をザルに上げて、水を入れたボウルに1時間くらい浸けて、あく抜きする。
④ ③を、流水で洗って、さらによく絞ってから、細かく刻む。
⑤ ボウルに調味料を入れて混ぜて、④を和える
出来上がり。
すぐ、食べるより、1日冷蔵庫に置いて、味を馴染ませると苦味が和らぎます。
ご飯のお供にいかがでしょうか?