レモンよりレモン? 「愛」と「幸運」をよぶレモンマートル
「レモンよりレモン」と言われるほど、葉に強いレモンの香りがあるハーブ、レモンマートル。
「レモンよりレモン」と言われるゆえんは、レモンの香りの主成分シトラール。
レモンマートルにはシトラールがレモンの20~30倍も含まれているので、「レモンよりレモン」などと言われています。
今年もふわっとしたかわいい花がたくさん花が咲き、気づくとあっと言う間に萼だけになってました。
萼だけでもかわいい
私はレモン系の香りが好きです。
仕事で消耗し、ストレスでうつになりかけた時、レモンバーベナ、レモンバーム、レモングラス、レモンマートルなどのレモン系ハーブの香りとお茶に癒されました。
レモン系ハーブの香りはまさにリフレッシュさせてくれ、ストレスで過呼吸気味で酸欠状態にあった時、深い呼吸を促してくれ、深呼吸できて、初めてストレスで呼吸が浅くなっていた事に気づかせてくれたハーブ。
なので、身体に酸素を取り入れられない時は、風邪や呼吸器系疾患などで粘膜の腫れ呼吸しづらい時は、ユーカリ、ミント、ローズマリーなどを利用し、ストレスやメンタル面で呼吸がしづらい時は、このレモン系ハーブが合うなぁ〜と思っています。
あと、私の場合、ストレスからくる胃痛にもレモン系ハーブは効くので、レモン系の香りのハーブは私を支える大好きなハーブです。
ストレスに効くハーブといえばジュニパーも。
そんなレモンマートルをご紹介。
〈レモンマートル〉
別名 レモンセンテッドマートル
英名 lemon myrtle
オーストラリア原産
フトモモ科 バクホウシア属 常緑樹
学名 Backhousia citriodora
属名のBackhousiaは学名はイギリスの植物学者のJamas Backhouse(ジェームズバックハウス)にちなんで。
種小名のcitriodoraは「citri(レモンの)」+「odora(香り)」でレモンの香りという意味
リラックス、リフレッシュ作用にすぐれたハーブといえば、レモン系の柑橘系の香りのハーブ。
レモンマートルには、抗うつ作用があり、落ち込みやストレスや疲れている時、心を鎮め力を与え、明るく前向きにさせてくれます。
その他には、抗菌、殺菌作用、抗ウィルス作用もあり、風邪やインフルエンザ、コロナなどの感染症の予防対策や、病後の免疫力の回復、はちみつと合わせてのどの痛みにも役立ちます。
主成分 シトラール、精油成分、ビタミン類、ミネラル
手作り化粧品の香り付けにも柑橘類にある特有のフロクマン類による光毒性もないので、安心して化粧水やマッサージクリームなどに使えますよ。
むくみを取る効果もあるそうなので、ジュニパーベリーなどと合わせてデトックスウォーターにしたり、セルライト除去用のマッサージオイルなどにも向いているかもしれません。
強い抗菌、殺菌力を生かして、お子さんなどにアルコールフリーの消毒液としても使えます。
レモンマートルの花言葉は「愛」と「幸運」だそうです。
ヨーロッパでは古くから愛を象徴とする木として好まれ、幸運を呼ぶハーブといわれています。
明るい気分にさせてくれる香りからくるのでしょうかね?
ハーブティーも良いですが、葉だけでなく花(萼)も入れて大好きなパイナップルを入れてデトックスウォーターにしました。
水に葉と花(萼)とパイナップルを入れて冷蔵庫で冷やすだけ。
生の植物の菌と酵素もたっぷりのさっぱりおいしい冷たいハーブティー。
じんわりと冷水にエキスが染み出すのを待ちます。生果物でなくてもいちじくやグリーンレーズン、クコなどのドライフルーツを入れても美味しですよ。
今日はレモンマートルの力を取り入れて
身体に愛と幸運を呼び込みたいと思います。
自然の恵みに
感謝♾合掌