若い世代?からみた感性思考とかなんとか思考とか
感性思考っていう本読みました。
タイトルとか表紙とか帯に書いてある文句とか正直"ありがち"って感じで全く惹かれなかったけど、本の内容(海外のアートスクールで学べる内容)自体にには興味があったので読んでみました。
本を読んでみて生まれた疑問
感性思考とかロジカルシンキングとか、とりあえず格好良くフレームワーク作れば人は惹きつけられるのかな。中身がないようにしかみえない。
いつの時代になっても一定数、というか大半の人が、言葉に踊らされてるだけで本質は理解してない気しかしてない
正直、感性に基づいて思考するっていう感性思考自体、何も新しくないし至極全うなことを言ってる。
"社会"に浸かってない若い世代だから思うのかな
それにロジカルシンキングももちろんフレームワークみたいに言ってるけど、これまた当たり前のこと。
そこに、目の前に、自分の考えを伝えたい相手がいる
これを前提にしたら
ロジカルシンキングも感性思考も当たり前じゃないの?て。
何かを伝えたい第三者がどういう人かなんてわからない。すごい論理的な人かもしれないし、すごい情熱的な人かもしれない。相手がどんな人かによってどうやって伝えればいいかなんて変わる。
正直これに毎回毎回完璧に対応できる人っていないと思う。この世界には使用言語、文化、生育環境が全く異なる色んな人間がいるのに、出会う人間の心を100%掴めます!コミュニケーションちゃんとできます!っていう人がいたら見てみたいくらい。
でもそれが上手な人っていうのは確かにいて、それは人をちゃんと"見よう"としてきた人。
物事の、人の、本質を見ようとしてきた人。
結局そこに集約されるんだろうなって、この本を読みながら思った
新しい気づき
読んでて、プラスになった点としては、もともとクリエイティブな人がビジネスにどうやってその感性を反映させるか、そのビジネスプロセスが具体的にかいてあったこと。
ビジネスの世界に埋もれていた人がロジカル以外の考え方にシフトするのが難しいように、アートを畑としてきた人にとってはビジネスの考えやプロセスを取りいれるのはものすごく難しい。
その点で、この本に書かれていたアートスクールで教えてくれる内容はものすごく意識する必要があることだし、実際自分自身もこのやり方にそって周りをみる時間をとろうって思った。
当たり前のことを言っているようだけど、実際それで自分の時間をとったらまた違うものが見えてくるだろうな、と。
私が思うクリエイティブな人
全く違う何かと何かを繋げることが出来る人
そのアイデアを生み出せる人
それがクリエイティブな人だって思うから、他人が決めた枠組みの中でじゃなくて自分の頭の中で考えてる人のことなんだろうなって思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?